株式会社アイ・オー・データ機器は、硬化ガラスフィルタ付きの20型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-AD202XW-P」を7月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は39,800円前後の見込み。

　一般のガラスと比較して約2倍の強度や耐熱性を持つ半強化ガラスを採用。表面硬度は9Hで、227gの鉄球を1mから落下させても外観や形状に異常がないことを確認したという。

　また、ディスプレイを一括遠隔操作可能なSky株式会社製ICT活用教育支援ソフトウェア「SKYMENU Pro Ver.13」、複数のディスプレイを一括コントロールできる「ディスプレイマネージャー」に対応。いたずらを防止する「OSDロック」機能、ケンジントンスロットを装備。シックハウス症候群を引き起こすおそれのある物質について、学校環境衛生の維持・改善基準をクリアし、教育現場などの公共機関に好適とした。

　さらに、一定期間の無操作状態が続くと自動的に輝度を下げるユーティリティソフト「エコ番人」に対応するほか、ホワイトLEDバックライトを採用することで、従来の「LCD-AD201X」と比較して約40%省電力化を図った(通常使用時12.7W)。

　主な仕様は、解像度が1,600×900ドット、最大表示色が1,677万色、応答速度が5ms、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下160度/左右170度。

　インターフェイスは、DVI-DとミニD-Sub15ピンの2系統を備える。また、1W+1Wのステレオスピーカを内蔵する。本体サイズは482×195×364mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.3kg。