Microsoft、「Kinect for Windows SDK」ベータを公開

Kinectセンサー

6月16日(現地時間) 公開



 米Microsoftは16日(現地時間)、非商用アプリケーション向けに「Kinect for Windows SDK」ベータを無償で公開した。バージョンは1.00.11、ファイルは拡張子msiのインストーラで、サイズは32bit版が20.8MB、64bit版が21.8MB。

 Xbox 360の周辺機器の「Kinectセンサー」をWindows 7で使うための開発キット。Kinectセンサー、Windows 7のほか、Visual Studio 2010 Express、.NET Framework 4.0などが必要。

 Kinectセンサーは、深度センサー/カメラ/マイクを使って人の動きや音声を認識してインターフェイスとして使えるデバイス。Xbox 360では、身体を使うダンス、スポーツ、レース、アトラクションなどのゲームが発売されているほか、Xbox 360のダッシュボードを音声で操作する機能などが実装されている。

 SDKは、カメラセンサーと4つのマイク、深度センサーのデータストリームを扱えるほか、人をスケルトンイメージとして捉える機能、ノイズ/エコーを抑える機能やWindowsの音声認識APIなどを含む。

(2011年 6月 17日)

[Reported by 山田 幸治]