Razer、デュアルセンサーシステムのゲーミングマウス2製品
~表面キャリブレーション機能などを搭載

Mamba

6月8日(現地時間)発表



 米Razerは8日(現地時間)、LEDとレーザー2つの光学センサーを搭載した「4G Dual Sensor System」採用のゲーミングマウス2製品を発表した。

 具体的な内部構造などの説明はないが、LEDとレーザーの2つのセンサーを同時に利用することで、トラッキング精度を向上させたという新センサーを開発。また、机やマウスパッドなど利用する表面にあわせてキャリブレーションする機能を搭載し、これによりさらに高速で正確なマウス操作が可能になるという。マウス移動時に、トラッキングをオフにするマウス持ち上げの高さを指定する機能もある。

Imperator

 同センサーを搭載する製品の1つが「Mamba」。2009年に発売済みだが、新センサー搭載でリニューアルする。米国では6月、その他の地域では7月より発売され、価格は129.99ドル。解像度は6,400dpi、ポーリングレートは1,000Hz、反応時間は1ms、速度は最大毎秒200インチ、加速度は最大50G。

 有線と2.4GHzの無線の両方で利用でき、無線時のバッテリ駆動時間は16時間。本体サイズは70×128×42.5mm(幅×奥行き×高さ)。

 もう1つが「Imperator」。こちらも2010年に発売された製品のリニューアル。米国では6月、その他の地域では7月より発売され、価格は79.99ドル。解像度は6,400dpi。サイドボタンの位置を前後にスライドできるのが特徴。プロファイル保存用のオンボードメモリも搭載する。

 本体サイズは71×123×42mm(同)。

(2011年 6月 9日)

[Reported by 若杉 紀彦]