キヤノンは、省スペースな個人向けドキュメントスキャナ「imageFORMULA DR-C125」を7月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45,000円前後。

　給紙した原稿が底部でUターンして本体前部に収まる「ラウンド・スキャン」機構により、排紙スペースが不要となり、設置面積を縮小した。レバー操作でラウンド・スキャンを使わず本体真下にまっすぐ排紙することも可能で、この場合は厚手のカードや名刺、大判半折サイズの用紙もスキャンできる。

　また、1度に2枚の原稿が読み込まれても、原稿を傷めずに分離する「ダブらんスキャン」機構や、両面スキャン機能、斜行補正/白紙スキップ/文字向き検知などの画像補正機能を搭載する。ファイル形式は、PDF、JPEG、TIFF、BMPのほか、WindowsではPowerPointにも対応する。

　読み取りセンサーはCISで、解像度は600dpi、諧調は24bit、速度は、200dpiでモノクロ/カラーとも25ppm、600dpiではモノクロが13ppm、カラーが4ppm。

　本体サイズは300×156～235×217～336mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.6kg。インターフェイスはUSB 2.0。対応OSは、Windows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4～10.6。