[an error occurred while processing the directive]

キヤノン、5万円を切るA4カラー25枚/分のドキュメントスキャナ

11月6日 発売

価格:オープンプライス



 キヤノンは、ドキュメントスキャナ「imageFORMULA DR-2510C」を11月6日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は49,800円前後の見込み。

 読み取り速度が片面、両面共にA4カラー/モノクロのいずれも25枚/分(200dpi)と、クラス最速を謳うドキュメントスキャナ。300dpiでは片面/両面共にA4カラーが15枚/分、モノクロ25枚/分、600dpiではA4カラー片面が4枚/分、A4カラー両面が3枚/分、モノクロ片面/両面共に13枚/分。

 これまで上位機種のみ搭載していた重送検知用の超音波センサを搭載し、複数の用紙が重なったままの読み取りエラーを防ぐ。また、ガイドシートなしでA3用紙2つ折りや薄い紙の読み取りが可能なほか、会員証などで利用される、エンボス処理されたプラスチックカードの読み取りにも対応。A3用紙とそれ以外の用紙の読み取りは、本体右上部のレバーで設定を切り替える。

トレイを開いたところ 通常の読み取りとA3の2つ折りスキャンを切り替えるスイッチ 写真中央の丸い部分が超音波重送検知センサ
【動画】A3用紙を2つ折りにして、ガイドシートなしでスキャン 2つ折りにしたA3用紙は両面スキャンされ、1枚分として表示される エンボス加工されたプラスチックカードも読み取り可能

 本体右に、Scan to E-MailやScan to Fax、読み取り後指定フォルダへ保存などの機能を割り当て可能な「ジョブボタン」を3つ備える。給紙ローラーユニット、分離ローラーユニット、原稿押さえガイドはユーザー自身で交換可能で、交換目安は3万枚。

 これまでの同社のドキュメントスキャナのラインナップとは若干異なる、用紙を斜めにスキャンする構造/本体デザインについて「厚みのあるプラスチックカードなどの読み取りにも対応するため、この構造を採用した」という。

 スキャナの読み取りセンサはCMOS(CIS方式)、最大読み取り解像度は600dpi。給紙トレイの最大搭載量は50枚。対応用紙サイズは幅50mm~216mm、長さ53.9mm~356mm。カード厚は最大0.76mm±0.08mmまで対応。インターフェイスはUSB 2.0。本体サイズは298×160×160mm(幅×奥行き×高さ/トレイ収納時)、重量は約2.4kg。

 ドライバはTWAIN、ISIS。付属ソフトはPDF作成ソフト「Adobe Acrobat Standard 8」のほか、高圧縮PDFやテキストOCR結果付きPDFを作成可能な「Capture Perfect 3.0」、名刺管理ソフト「やさしく名刺ファイリング エントリー2」など。 別売オプションは給紙ローラーユニット、分離ローラーユニット、原稿押さえガイドの3点がセットになった「交換ローラーキット」(5,040円)が用意される。

3連のジョブボタン。触れただけで何番のボタンかわかるように、番号にあわせた突起がボタン上についている ローラーユニットを取り外したところ(左)と、外したローラーユニット
背面のインターフェイス。左側の電源スイッチは電源OFF(○印)、電源ON(|印)、PC連動(AUTO)を示す 下部トレイには、用紙サイズに応じて使い分けるように、こぼれ止めの爪が2つ用意される

□キヤノンのホームページ
http://canon.jp/
□関連記事
【1月22日】PFU、Word/Excelへの文書変換機能を備えたドキュメントスキャナ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0122/pfu.htm

(2007年11月6日)

[Reported by ishid-to@impress.co.jp]

【PC Watchホームページ】


PC Watch編集部 pc-watch-info@impress.co.jp
お問い合わせに対して、個別にご回答はいたしません。

Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.