日本エイサー株式会社は29日、ノートPCの夏モデルを発表した。本記事ではモバイル向けノート3機種を紹介する。モバイル向けノートの夏モデルでは、CPUを中心にスペックの強化を図った。
●8時間モバイル“Aspire Timeline X”8時間バッテリ駆動の13.3型モバイルノート“Aspire Timeline X”「AS3820T-N52B」は、従来からプラットフォームを刷新し、Core 2 Duo SU9400(1.40GHz)からCore i5-450M(2.40GHz、ビデオ機能内蔵)となった。通常電圧版CPUの搭載で、1スピンドルながら重量は1.6kgから1.8kgに増加した。店頭予想価格は79,800円前後の見込み。
そのほかの仕様は、メモリ2GB、Intel HM55 Expressチップセット、250GB HDD、1,366×768ドット表示対応13.3型ワイド液晶ディスプレイ、OSにWindows 7 Home Premium(64bit)などを搭載する。
インターフェイスは、SDカード/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Cardスロット、USB 2.0×3、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Gigabit Ethernet、Bluetooth 3.0+HS、130万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリは6セルリチウムイオンで、駆動時間は約8時間。本体サイズは約324×235×22~28.9mm(幅×奥行き×高さ)。
●Celeron搭載の“Aspire one”AO753-N32Cシリーズ |
CPUにCeleronを搭載した11.6型の“Aspire one”「AO753-N32C」シリーズも、従来からプラットフォームを刷新し、Celeron SU2300(1.20GHz)からCeleron U3400(1.06GHz、ビデオ機能内蔵)搭載となった。店頭予想価格はOffice Personal 2010搭載モデルが79,800円、非搭載モデルが59,800円前後の見込み。
そのほかの仕様は、メモリ2GB、Intel HM55 Expressチップセット、320GB HDD、1,366×768ドット表示対応11.6型ワイド液晶ディスプレイ、OSにWindows 7 Home Premium(64bit)などを搭載する。
インターフェイスは、SDカード/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Cardスロット、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Gigabit Ethernet、Bluetooth 3.0+HS、130万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリは6セルリチウムイオンで、駆動時間は約6時間。本体サイズは約285×204×25.7~28mm(同)、重量は約1.4kg。本体色はブラックとシルバーの2種類が用意される。
ブラックモデルの天板 | シルバーモデルの天板 |
●Atom N455搭載ネットブック
AOD260シリーズ(ブラック) |
ネットブックの“Aspire one”「AOD260」シリーズは、CPUにAtom N455(1.66GHz、ビデオ機能内蔵)を搭載し、メモリにDDR3を採用することで基本性能の向上を図った。店頭予想価格はOffice Personal 2010 2年間ライセンス版搭載モデルが47,800円前後、非搭載モデルが39,800円前後の見込み。
そのほかの仕様は、メモリ1GB、Intel NM10 Expressチップセット、250GB HDD、1,024×600ドット(WSVGA)表示対応10.1型ワイド液晶ディスプレイ、OSにWindows 7 Starter(32bit)などを搭載する。
インターフェイスは、USB 2.0×3、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、130万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリおよび重量は、Office搭載モデルが6セルリチウムイオンで駆動時間は約8時間/約1.25kg、非搭載モデルが3セルで約4時間/約1.11kg。本体サイズは約258.5×185×24mm(同)。
本体色は、Office搭載モデルがブラックとシルバーの2色、非搭載モデルがパープルとピンクを加えた4色。
シルバーモデル | |
ピンクモデル | |
パープルモデル |
(2010年 6月 29日)
[Reported by 劉 尭]