玄人志向は、3.5インチHDDを4台搭載可能なLinuxBox自作キット「KURO-BOX/T4」(玄箱T4)を8月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27,800円前後の見込み。
SATA接続の3.5インチHDDを4台搭載搭載できるLinuxBox自作キット。バッファローの「TeraStation」のようなHDDフロントアクセス、電源内蔵の筐体を採用している。
セットアップするとDebian GNU/Linuxがインストールされ、自由度の高いサーバー構築が可能としている。Linuxカーネルのバージョンは2.6.30、ディストリビューションはPPC版のDebian“lenny”を採用。セットアップにはシリアルポートと光学ドライブを搭載するWindows 2000以降のPC、クロスタイプのシリアルケーブル、シリアルポート対応のターミナルソフトが必要。同社はTera Term Pro Ver.2.3で動作確認している。
ハードウェアはCPUにFreescale PC8241 266MHz、メモリ128MB、フラッシュROM 4MBを搭載する。本体サイズは170×310×235mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5kg。
(2009年 8月 20日)
[Reported by 山田 幸治]