ソニーは7日、VAIOとして初となるネットブック「VAIO W」シリーズの発表会を都内で開催した。

ソニーマーケティング株式会社 ITビジネス部門 ITマーケティング部 伊原諭部長

　発表会では、ソニーマーケティング株式会社 ITビジネス部門 ITマーケティング部の伊原諭部長が挨拶。ネットブックによってライトユーザーにもPCの裾野が広がり、「ネットブック市場にビジネスのチャンスがある」と表現。今回のVAIO Wでネットブックを投入し、より広いユーザー層に訴求していくという。

　製品の詳細については関連記事を参照していただきたい。

　同社は、VAIO Wシリーズのメッセージとして「つながっている毎日へ」を定義。小さなノートPCを持ち運ぶという体験を提供し、いつでも側に置いておきたい存在にするため、柔らかく、フルーツやお菓子をイメージしたデザインを採用したという。

　また、台所やソファー、ベッドなど家のどこでもVAIOでネットを通じて好きな人、ものとつながる生活を提案したいという。

　そのプロモーションとして、主な用途がネットやメールのユーザーを想定し、Webを中心にプロモーションを展開。料理サイト「COOKPAD」や、ゴルフダイジェストオンラインなど計10サイトに、VAIO Wとのスペシャルコンテンツやバナーなどを掲載し、VAIOのサイトへ誘導する。一例としてCOOKPADでは、VAIO Wを持ち運べば、レシピをプリントアウトすることなく、高解像度の液晶で見られるといったアピールを行なう。

メッセージ「つながっている毎日へ」	Webを中心にタイアップを実施	どこでもいっしょとの共同プロモーションを展開

　さらに、ソニーコンピュータエンタテインメント(SCE)の「どこでもいっしょ」(どこいつ)に登場するキャラクターとの共同プロモーションを行なう。これは「いつでもどこでもそばにあるパソコン」をコンセプトにしているためだという。VAIO Wのカタログにトロと仲間達が登場し、8月1日にはトロたちが会話をしながらネットの活用法を教えてくれるという特別サイト「VAIO Wシリーズとどこでもいっしょ」を公開する。

会場に展示されたVAIO Wと大きなトロのぬいぐるみ	VAIO Wとどこいつのキャラクターたち	VAIO Wのカタログにもトロたちが登場