株式会社東芝は、Windows Vistaの32bitと64bitを選択できる16型ノートPC「dynabook TX」新モデルを7月中旬に発売する。価格はオープンプライス。

　新モデルは、OSの32bitと64bitをいつでも選択可能な「セレクタブルOS」を搭載。通常起動では4GBのメモリ容量をフル活用できる64bit版が起動し、「0キー」を押しながら起動すると32bit版を選択できる画面が表示される。さらに、Windows 7優待アップグレードキャンペーンに対応しており、32bitと64bitのどちらもWindows 7にアップグレードできる。同社のアップグレード価格は3,000円だが、セレクタブルOS搭載のdynabook TXは、ユーザー登録をすると優待価格の2,000円になる。なお、別バージョンのOSを選択する際はリカバリになるため、使用途中での32bit、64bitの変更はデータのバックアップが推奨されている。新たに、写真の補正や編集、スライドショーやDVD作成ができるソフトウェア「MediaShow for TOSHIBA」がプリインストールされる。

　「TX/66J2」の主な仕様は、Core 2 Duo P8700(2.53GHz)、メモリ4GB、HDD 400GB、Intel GM45 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応16型ワイド液晶、OSにWindows Vista Home Premium、Office Personal 2007を搭載し、店頭予想価格は16万円前後の見込み。本体色はリュクスホワイト。

　同一仕様のカラーバリエーションモデル「TX/66J2BL」(プレシャスブラック)、「TX/66J2PK」(スウィートピンク)も用意される。

　本体色プレシャスブラックで、PowerPoint 2007を追加した「TX/67J2」の店頭予想価格は16万円台半ばの見込み。本体色に合わせた光沢のある「グロッシーキーボード」を搭載する。

　インターフェイスはUSB 2.0×4(1ポートはeSATAと共用)、IEEE 1394、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、FeliCaポート、ExpressCard/54スロット、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernet、SDカード(SDHC)/MMC/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Card対応カードリーダ、音声入出力などを備える。

　バッテリはリチウムイオンで駆動時間は約1.3時間。本体サイズは約383×267×34.5～38.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.8kg。ExpressCard型リモコンが付属する。

リュクスホワイト	プレシャスブラック	スウィートピンク