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Windows 7以降はすでにWPA2脆弱性問題に対処済み

~ただし、一部製品はWi-Fiドライバの更新も必要

Windows 7以降はすでにWPA2脆弱性問題に対処済み

 米Microsoftは16日(現地時間)、Wi-FiのWPA2プロトコルの脆弱性問題に対して、同社が10月10日付けで配信を開始したアップデートにより、すでに対策済みであることを明らかにした。

 アップデートが提供されているのは、Windows 7/8.1/RT 8.1/10、Windows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2/2016。Windows Updateを行ない、最新のアップデートを適用することで脆弱性に対応できる。

 ただし、アップデートを適用した場合も、モダンスタンバイ(Connected Standby、InstantGo)対応製品については、モダンスタンバイ状態で低消費電力状態になったさいに、脆弱性の要素がWi-Fiハードウェア側へと遷移する。そのため、完全に問題を解消するには、Wi-Fiチップのメーカーが対応ドライバを出すのを待つ必要があるとしている。