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Windows 10で発生中の急激なゲーム性能低下問題の解決はFall Creators Updateまで持ち越し
2017年9月12日 13:40
Microsoftは、Windows 10に関するユーザーからの改善提案などを受け付けているフィードバックHubにて、現行のWindows 10 Creators Update(バージョン1703、Build 15063)でゲームをプレイするさいにフレームレートが著しく低下し、カクツキを起こしてしまう症状について言及している。
この問題はNVIDIAのフォーラムなどでも話題になっていた症状で、GeForce GTX 1080 Tiで構成しているようなハイエンドクラスな構成であっても発生してしまう模様。フォーラムの投稿者のうちの1人によれば、Battlefield 1やBattlefield 4、Overwatch、Rocket Leagueなどで発生したとしており、ドライバのクリーンインストールや、Windows 10のGame DVRとGame Modeを無効化しても変わらなかったようだ。
MicrosoftはフィードバックHubにおいて、この問題について認識しており、次期大型アップデートのWindows 10 Fall Creators Updateに向けたInsider PreviewのBuild 16273にて解決を図ったという。現状のCreators Updateのままではこの問題は修正されないようで、この問題を解決するにはInsider Programに参加してアップデートを行なうか、Fall Creators Updateの正式版リリースまで待つ必要がある。
なお、Fall Creators Updateでは、その特徴の1つとしてゲーム性能の向上がうたわれている(Fall Creators Updateはゲームプレイ時にCPUの全性能を引き出すように参考)。