ニュース

DropboxからPDFファイルに直接手書きでサイン可能に

~iOS 10向けDropboxアプリに5つの新機能で大幅パワーアップ

 Dropboxは、5つの新機能を搭載したiOS向けのDropboxアプリの提供を開始した。新機能はiOS 10向けにリリースされたバージョン18.2の同アプリで利用できる。

 追加された機能は下記の通り。

Dropbox上から直接PDFにサイン

 これまでメールなどで送られてきたPDFの書類にサインする場合、印刷→サイン→スキャン→メールなどといった手順を必要としていたが、今回アップデートにより、Dropboxアプリ上から直接手書きのサインを記入できるようになった。

iMessageの中でDropboxのファイルを共有

 iOS 10に搭載されているiMessageでチャットをしながら、Dropbox上のファイルを共有できるようになった。これにより、チャット中のファイル共有の際にDropboxアプリに画面を切り替える必要がなくなっている。

ロックスクリーンからDropboxのファイルにアクセス

 ロックスクリーンにDropboxのWidgetを表示できるようになり、ロックスクリーンの画面からファイルの作成、閲覧、アップロード、スキャンなどを行なえるようになった。

閲覧ファイルを最新の状態に維持

 社内のチームなどで同じファイルを共有して閲覧している場合など、ほかの人が内容を更新し、自分が該当ファイルが更新されたことを知らなくても、Dropboxがファイルが更新を知らせてくれるようになった。また、その場合には画面を一度タップするだけで最新のものがリロードされる。

iPadでピクチャインピクチャ機能を利用

 iPad上で何かしらのアプリを動作させつつ、Dropbox内の動画を視聴するといったピクチャインピクチャ機能を利用できるようになった。また、今後数週間で画面分割機能もサポートされ、Dropboxとほかのアプリの同時利用が可能になる。