シンセイ、WiMAX 2+/WiMAXハイパワー対応のM.2モジュール

「MTE-N100」

　株式会社シンセイコーポレーションは5日、WiMAX 2+に対応するM.2接続の組み込み向けモジュール「MTE-N100」を発売した。個人向け販売は現状では行なわれず、主にM2M機器に向けた組み込み向け製品としているが、モバイルPCなどの小型PCなどへの搭載も想定している。

　対応規格はWiMAX(IEEE 802.16e-2005)およびWiMAX 2+。最大通信速度はWiMAXが下り40Mbps/上り15.4Mbps、WiMAX 2+が下り110Mbps/上り10Mbps。WiMAXハイパワーにも対応する。

　PCI Express M.2(Key B)をフォームファクタに採用。インターフェイスはUSB 2.0。消費電力は3.6W以下。本体サイズは30×42×2.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6g。UQコミュニケーションズが提供するUQ WiMAXの認証も取得している。

　また、本モジュールを利用したM2M向け無線LAN対応WiMAX/WiMAX 2+ルーター「URoad-TEC101」も発売する。

「MTE-N100」の利用イメージ

WiMAX/WiMAX 2+対応のM2M向けルーター「URoad-TEC101」