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NEC、デスクトップ/ノートなど法人向けPC 17モデル
~SkylakeだがWindows 7/8.1も選択可能
2016年11月15日 11:00
日本電気株式会社(以下NEC)は、法人向けPC「Mate」および「VersaPro」シリーズより、デスクトップPC 6製品、ノートPC/2in1 11製品を発売する。
全モデルともに、OSに最新アップデートAnniversary Update適用済みのWindows 10を採用。Windows 7/8.1プリインストールPCは10月31日をもって終了となったが、Windows 10からダウングレードした7/8.1の出荷は2017年10月まで延長されたことを受け、Windows 7 Proまたは8.1 Pro搭載モデルを提供する。
加えて、Windows 7/8.1でも、延長サポート期間が第6世代でも第4/5世代プロセッサと同じ2020年~2023年へ延長するというMicrosoftのサポートポリシーの変更に伴い、第6世代Coreプロセッサ搭載モデルを拡充した。
Windows 10/8.1は64bit版のみとなるため、カスタマイズ時に選択できる8GB以上のメモリについて価格を改訂し、最大5万円の値下げを行なっている。
ストレージについても、SSDを選択可能なモデルを拡充し、容量256GBで2万円引きの価格改定を行なったほか、従来にはなかった容量512GBも用意した。
Mate ME/MB/MA/ML/MG/MC
MateシリーズはデスクトップPC製品で、タイプME/MB/MA/MLがスリムタワー、タイプMGが一体型、タイプMCが小型筐体をそれぞれ採用する。
タイプMA/MLは前モデルから筐体を刷新し、薄型光学ドライブの採用により筐体幅を約1割薄型化。幅は削減しながらも、インターフェイスはUSB 3.0ポートを増やすなど強化した。
CPUはCoreプロセッサ、Celeronに加え、Pentiumを追加。SSDオプションも用意される。
下位構成の主な仕様は、Celeron G3900(2.8GHz)、2GBメモリ、500GB HDD、OSにWindows 10 Pro/7 Professionalを搭載。Windows 10 Pro搭載時の価格は136,500円から。
インターフェイスは、USB 3.0×4、USB 2.0×2、PS/2×2、Gigabit Ethernet、シリアルポート、DisplayPort、ミニD-Sub15ピン、音声入出力など。
本体サイズは88×371×338mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約4.8kg。
そのほか、前モデルからOSの更新や、暗号化512GB SSDの追加などが行なわれた、タイプME(181,000円~)、タイプMB(139,500円~)、タイプMG(253,500円~)、タイプMC(155,400円~)も発売される。
VersaPro VD/VX/VA/VL/VF/VB/VM/VG/VN/VS
VersaProからは、15型ノートVD/VX/VA/VL/VF、13.3型ノートVN/VG、14型ノートVM/VB、11.6型 2in1のVS、VT(継続販売)を発売。価格は155,000円から。
発売と共に、新サービスとして、VersaPro/VersaPro Jシリーズの天板へ、フルカラー印刷を行なうという「PCカスタマイズサービス」を開始。
NECでは、校章や社章などを印刷することで、盗難や転売の抑制のほか、来客者へのアピールなどの効果が期待できるとしている。料金は1台目が16,900円、2台目以降は2,500円/台で提供する。サイズは5cm四方、7cm四方、10cm四方の3種。そのほかのサイズは応相談としている。