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Atrust、液晶一体型のシンクライアント

 Atrust Japan株式会社は、液晶一体型のシンクライアント「A200A」、「A200L」、「A200W」を発売した。代理店は株式会社アスクおよびアセンテック株式会社。

 いずれも1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応の23.6型液晶ディスプレイと一体型となったシンクライアント。標準的なプロトコルであるVMwareの「Horizon View」、Ctrixの「XenDesktop」、「XenApp」、およびMicrosoftの「RDP with RemoteFX」に対応し、柔軟な仮想デスクトップ環境を実現できる。

 「A200A」はFreescale製のクアッドコアARMプロセッサ(1.2GHz)と独自のAtrust OSを搭載した低価格モデル。メモリは1GB(オプションで2GB)、ストレージは4GBフラッシュ。インターフェイスはUSB 2.0×6、Gigabit Ethernet、音声入出力を備える。

 「A200L」はIntelのデュアルコアBay Trail(1.2GHz)と独自のAtrust OSを搭載したモデル。メモリは2GB(オプションで4GB/8GB)、ストレージは4GBフラッシュ。インターフェイスはUSB 3.0、USB 2.0×5、DisplayPort出力、Gigabit Ethernet、音声入出力を備える。

 「A200W」はA200LのOSをWindows Embedded 8 Standardに変更したモデル。オプションでWindows 10 IoT Enterprise for Thin Client(A200W10)およびWindows Embedded 7 Standard(A200W7)も用意する。メモリは2GB(オプションで4GB/8GB)、ストレージは8GBフラッシュ(A200W10は16GB、オプションで16GB/32GB/64GBも選択可)。インターフェイスはA200Lと共通。

 全モデル共通で本体サイズは369.6×183.5×412.3mm(幅×奥行き×高さ)。