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レノボ、XeonとQuadroを搭載した小型ワークステーション

ThinkStation P410

 レノボ・ジャパン株式会社は、Xeon E5-v4ファミリを搭載したワークステーションとして、小型の「ThinkStation P410」およびフルタワーの「ThinkStation P510」を発売した。販売代理店モデルの税別価格は前者が320,000円~472,000円、後者は277,000円~465,000円。

 ThinkStation P410はXeon E5-1600 v4ファミリとして、同1620(3.5GHz)と同1630(3.7GHz)を採用し、GPUにはNVIDIAのQuadro M2000またはM4000を搭載する。用途としては、3D CADやCAE、CIM/BIM、医療画像処理などを想定している。

 主な仕様は、メモリ16GB~32GB(最大128GB)、NVMe M.2 SSD 256GBまたは512GB、DVDスーパーマルチドライブ、OSはWindows 7 Professional SP1かWindows 10 Proを選択可能。

 インターフェイスは、USB 3.0×6、USB 2.0×4、9in1メディアカードリーダ、PS/2ポート、Gigabit Ethernetなどを装備。

 本体サイズは175×426×376mm(幅×奥行き×高さ)。

ThinkStation P510

 ThinkStation P510はXeon E5-1600 v4ファミリのほかに、最大22コアで44スレッド動作を可能とするXeon E5-2600 v4に対応したワークステーション。筐体はP410よりも大きく、ATXサイズ並みとなる。

 GPUにはQuadro K620とM2000/M4000を選択可能とし、販売代理店モデルには用意されていないものの同M6000を搭載できる。ThinkStationのハイエンドモデルと同等の冷却機構「Tri-Channelクーリング」とCPUの冷却効果を高める「エアーバッフル」を採用し、高性能と静音性を両立させた。

 主な仕様は、CPUがXeon E5-1620 v4または同1650(3.6GHz)、メモリ8GB~16GB、ストレージはNVMe M.2 SSD 256GBまたはSATA SSD 256GBのほか、HDD 1TBを実装可能。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ、OSはWindows 7 Professional SP1かWindows 10 Pro。

 インターフェイスは、USB 3.0×8、USB 2.0×4、9in1メディアカードリーダ、PS/2ポート、Gigabit Ethernet、Flex Connectorなどを装備。

 本体サイズは175×470×440mm(同)。