米Intelは現地時間の20日、デスクトップ用Pentium IIIに800MHzと750MHzの2機種を追加した。800MHz版は最速のPentium IIIであり、ライバルである米AMDのAthlon 750MHzを越え、最速のクロックで動作するx86プロセッサとなる。1,000個ロット時の単価は800MHzが851ドル、750MHzが803ドル。出荷は即日だが、大量出荷は2000年第1四半期にかけてとされており、当初の出荷数は限られるようだ。

　800MHzは、FSBが133MHz、クロックの内部倍率は6倍。750MHzは、FSBが100MHzで、クロックの内部倍率は7.5倍。パッケージは、S.E.C.C.2のみ。0.18μmルールによる製造、オンダイのL2キャッシュ256KB、SSEなどの仕様は従来のCoppermineと共通。プレスリリース記載の800MHzのベンチマーク結果はSPECint95が38.4、SPECfp95が28.9となっている。

　なお、21日には日本法人のインテル株式会社からの発表も行なわれた。1,000個ロット時の国内価格は、800MHzが91,380円、750MHzが86,230円。国内でも21日からの即日出荷となっている。

□Intelのホームページ（英文）
http://www.intel.com/
□ニュースリリース（英文）
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/dp122099.htm
□ニュースリリース（和文）
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press99/991221.htm?iid=jpintelhome+hl012&
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【11月30日】米AMD、Athlon 750MHz、K6-2/533発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/991130/amd.htm

('99年12月20日)

[Reported by date@impress.co.jp]