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標準価格:オープンプライス
連絡先:VAIOカタログセンター
Tel.03-5454-0700
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【PCV-MX1TV7】 | 【PCV-MX1L5】 |
VAIO MXは9月に開催された「WORLD PC EXPO 99」に参考出品され、話題を呼んだ製品。DVDビデオや音楽MD、文字多重FMチューナーなどAV機能をパソコンに取り込むことで「年賀状シーズンだけでなく、24時間活用できる家庭用パソコン」(同社)としている。
今までのパソコンにない最大の特徴は、音楽用MDデッキとFM文字多重チューナーを搭載していること。MDデッキはパソコン側からタイトルを入力したり、操作することができる。また、搭載しているFMチューナーは受信時に即座にA/D変換が行なわれる。内蔵アンプもTripath 1bit デジタル方式を採用しており、FMチューナーからMD、MDやFMチューナーから内蔵アンプといった、内部での音声のやりとりは全てデジタル化されている。また、オーディオ専用の高音質のD/Aコンバータを搭載することで、今までのパソコンでは実現できなかった高S/N比を達成したとしている。
FMチューナーやMDなどオーディオ部分の電源は、パソコン部分の電源とは別に用意されている。そのため、FMからMDへのエアーチェック予約なども、パソコンの電源が完全に切れていてもオーディオ側のタイマで実行される。また、パソコンの電源が切れている場合は、VAIO MXのもう1つの特徴である本体中央にある液晶が、オーディオ部の表示パネルとなる。液晶には操作情報や、FM文字多重放送の文字データを表示することができる。
DVD-ROMはスロットインタイプで最大8倍速のものを搭載。ATI RAGE 128GLとMediamaticsのソフトウェアデコーダを採用し、両社との協力でドライバを最適化することで“ソニー級画質”を実現したという。また、光デジタル端子へのDolby Digital出力にも対応しているほか、コンポジットとS出力端子も装備しているので、VAIO MXをセンターにして、ビデオモニタやAVセンタ(アンプ)と組み合わせて、ホームシアターを構築できる。
そのほかにも、DVDやMD、FMチューナーを操作できる赤外線リモコンや、新たに開発した容量3リットルのステレオスピーカーが付属するなど、全体的にソニー流のこだわりがうかがえる製品となっている。
【主な仕様】
CPU | Pentium III 500MHz |
メモリ | 64MB(最大 256MB) |
ビデオチップ | ATI RAGE 128GL(SDRAM 16MB) |
HDD | 13GB |
DVD | DVD 最大8倍速 / CD 最大40倍速 |
モデム | V.90/K56flex |
PCカード | Type2×1 |
主なインターフェイス |
ヘッドホン×1、i.LINK(S400)×1 、USB×1
i.LINK(S400)×1、USB×1、パラレル×1、シリアル×1、 光デジタルオーディオ IN×1/OUT×1、ライン出力×1、ライン入力×1、 マイク入力×1、S映像出力×1、コンポジット映像出力×1、 スピーカーコネクター(プッシュ型)×1組 、FMアンテナコネクタ×1 |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 188×374×355mm |
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/199910/99-1021V/
□関連記事
【9月7日】WORLD PC EXPO 99会場レポート デスクトップPC編
~ソニー、音楽MD搭載デスクトップVAIOを参考出品、など ~
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990907/wpe06.htm
('99年10月21日)
[Reported by furukawa@impress.co.jp]