【ソフト】 |
価格:7,800円
連絡先:株式会社 光栄
045-561-6861
説明会に出席した光栄社長の襟川陽一氏は「ゲームのシステムをシンプルにして、対戦としての楽しさをプラスした。対戦の楽しさとは、探ったり、推測したりといった部分であり、そこには新しい戦略が生まれる」と同作品に賭ける意気込みを語った。また、「これからは、信長シリーズの伝統を受け継いだスタンドアローンのシリーズと、インターネット対戦に特化した、ふたつの信長シリーズを制作していく」と続編の制作予定があることを、はやくも明らかにした。
「信長の野望 Internet」は、ネットワーク対戦ゲームを作るために新しく設立された“E&E事業部ソフトウェア6部”で制作されており、この点からも光栄の強い意気込みが感じられる。開発6部の部長であり、同作品のプロデューサーを担当する田端俊幸氏によれば「信長に続いてなるべく早い段階でネットワーク対戦ゲーム第2弾を投入したい。第2作目も『三国志』のような当社の得意とするシミュレーション分野のゲームになるだろう」という。さらに記者団の「コンシューマ展開については考えているのか?」の質問に対しては、「コンシューマにおける通信対戦ということでいえば、Dreamcastということになると思うが、現時点で具体的に移植するといった計画はない。ただし、Dreamcastも含めた展開は考えていく」と発言し、Dreamcastへの参入意向があることを明らかにした。
また、開発ディレクターを務める安西氏は会見で「これまでの信長シリーズの魅力は“内政”にあると思うが、対戦に関して言えば内政より“外交”や“戦争”の方が重要と考えた。このため内政に関するコマンドはばっさりカットした」と、かなり大胆な方針で制作に挑んだようだ。
また、最も重要なシステムのひとつ「書状システム」についてだが、ウソの書状を出すことができるため、届いた書状が本物かどうかわからなくなってしまう。これに関しては、プレイヤーごとの人気パラメータで判断できるとしている。ウソの書状を出すと、人気パラメータが下がるため、他のプレイヤーはこのパラメータをチェックすれば、うそつきかどうかがある程度判明するという。
□光栄のホームページ
http://www.koei.co.jp/
□信長の野望 Internetのホームページ
http://www.koei.co.jp/products/ee/Rlnobint.htm
□関連記事
【6/29】光栄、Internet対戦の「信長の野望」を10月に発売
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980629/koei.htm
('98/7/31)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]