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NEW PRODUCTS TESTREPORT |
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ソーテック | ||
AFiNA note AN250 | ||
130,000円を切るマグネシウムボディのB5サブノート | ||
TEXT:小林 輪 Rin Kobayashi |
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写真ではやや分かりにくいが、キーボードはトランスルーセント仕様。ポインティングデバイスはタッチパッドタイプだ |
ボディにはマグネシウム合金が採用され、カラーはシルバーとブルー、シルバーとピンクという2パターンが用意されている。マグネシウム合金と聞くと、金属的な素材感を想像するかもしれないが、触ってみると、どちらかと言うとプラスチックに近く感じられた。高級感を求める方にはもの足りないかもしれないが、コンセプトはカジュアルな低価格PCなので、これで十分だろう。キーボードはボディカラーと同色のトランスルーセントだが、割と濃い色であるため、多くの人が違和感なく使えそうだ。厚みは最薄部で20.5mm、重さは1.47kgとなっており、同サイズのノートPCでは比較的薄くて軽い部類に入る。
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本体左側面にはUSBとIEEE 1394、ディスプレイ端子を備えるほか、モデム端子も内蔵している |
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インターフェースは本体左側面に集中しており、右側面にはType2のPCカードスロットを1基備えるだけ |
バッテリ駆動時間に関しては、付属のバッテリだけで約2時間30分の駆動が可能であるため、通勤通学時の利用や、ちょっとした外出時の利用には十分なはずだ。より長時間利用したい場合には、別売りのバッテリパック(L)を使用すれば約4時間30分のバッテリ駆動が可能となるのだが、この増設バッテリが10,000円と低価格な点も魅力だ。
プリインストールソフトには統合ソフトの「ジャストホーム i 家計簿パック」、はがき作成ソフトの「筆ぐるめ」、翻訳ソフトの「コリャ英和 ! 一発翻訳バイリンガル」などがあり、購入直後の状態でも、ある程度本機を活用することができる。IEEE 1394ポートを搭載していることもあり、DVカメラとの連係を考える場合も多いだろうが、本機にはソーテックオリジナルのDV編集ソフト「Tideo DV 2.0」がプリインストールされているので、ソフト面での追加投資なしでDV編集が可能となるのもうれしい点だ。
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メモリの増設は本体背面中央のフタを外して行なう。空きスロットは1本だ |
いまだに、低価格なノートはいかにもPCという色や形をしているものがほとんどだ。これに対して、本製品はブルーやピンクのボディカラーを採用するなど、他社の製品との差別化を狙ったデザインとなっている。価格に加えて、このデザインにピンときた方には要注目の1台だ。
■写真撮影
若林直樹(STUDIO海童)
□ソーテックのホームページ
http://www.sotec.co.jp/
□製品情報
http://www.sotec.co.jp/direct/afina_note/index.html
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--LaVie Cなど多くのモデルでEthernet標準装備に
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010604/sotec.htm