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鈴木直美の「PC Watch先週のキーワード」
第132回:8月7日〜8月18日


■■キーワードが含まれる記事名
●キーワード


8月17日

■■Rioworks、HDD不具合の対策ドライバを公開
  〜AMI Windows 2000ドライバが原因〜
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000817/rioworks.htm

IDE RAID(Integrated Device [or Drive] Electronics Redundant Arrays of Inexpensive [or Independent] Disk)
アイディーイーレイド

 安価なIDE/ATA(AT Attachment)ドライブを使って構成するRAIDシステム。
 RAIDは、複数台のディスクドライブを利用して、ディスクの容量や高速性、信頼性を向上する技術で、従来は、SCSIドライブ等を使って構成するのが一般的だった。これは、ドライブの性能や容量、接続可能なデバイス数の点でSCSI(Small Computer System Interface)ドライブの方が有利であったことに起因する。しかし、近年はSCSIならではのメリットは薄れ、代わって、IDE/ATAのコストパフォーマンスの高さが際立つように様になってきた。

 IDE RAIDは、高速大容量化の一途をたどる、コストパフォーマンスの高いIDE/ATAドライブを使って構成するRAIDシステム。一般には、IDE/ATAコントローラとソフトウェアを組み合わせたものや、IDE/ATAコントローラにハードウェア的にRAID機能を持たせた、比較的安価な製品を指す(※1)。  少し前までこの種の製品は、前者のタイプが主流で、コントローラに接続されたドライブを使って、ストライピング(RAID0)やミラーリング(RAID1)の機能を提供する。2000年に入って、ハードウェアを実装したインテリジェントなコントローラを各社がリリース。以前は、SCSI製品にしかなかったRAID5(IDE/ATAの制約上、今のところは3ないし4台で構成)をサポートする、本格的な製品も登場している。

(※1)IDE/ATAドライブを使うタイプにはこのほかに、RAIDの機能を全てドライブ側に持たせ、PCからは1台の通常のドライブとして見えるようにしたタイプもある。

【参考】
□RAID
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980113/key13.htm#raid
□ストライピング(striping)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000608/key122.htm#striping
□ミラーリング(mirroring)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000608/key122.htm#mirroring


■■ダイジェスト・ニュース (8月17日)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/digest/

MDLP(Mini Disc Long Play mode)
エムディーエルピー

 ソニーが'99年に提唱(2000年に商品化)した、データ圧縮にATRAC3を使うMDの長時間ステレオ録音再生モード。

 MDは、ソニーが'91年に発表した(発売は'92年)、光磁気ディスク(MO〜Magneto Optical disk[※1])を使ったオーディオデバイスである。メディアは、カートリッジに収められた直径64mmの小型ディスクで、データ容量は約140MBと、CDの650MBに比べるとかなり小さい。このメディアを使って、CDと同等の記録時間を実現するために、MDでは、ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)と呼ばれる圧縮符号化技術を使用。データを約1/5に圧縮することによって、同等の録音時間を実現している(ビットレートは292kbps)。

 MDLPは、この圧縮コーデックに、メモリースティックウォークマンなどに採用しているATRAC3を使った新規格で、2倍長のステレオ長時間モード「LP2モード」と、4倍長のステレオ長時間モード「LP4モード」が用意されている(※2)。ATRAC3は、ATRACと同等の音質で2倍の圧縮率が実現できるとされており、LP2モードはまさにそれをそのまま反映している。

 ビットレートを1/2に落とすことによって、既存のメディアを使用しながら、2倍の長時間録音を実現している。ATRAC3では、MP3などにも使われている、ステレオ信号の左右の相関性を利用して圧縮効率を高めるJoint Stereoもサポートされている。LP4モードではこれも併用し、音質の劣化を最小限に留めながら、ビットレートをさらに1/2に落としている(LP2/4で録音されたトラックは、従来のATRACでは再生できない)。

(※1)PC用のストレージとして用いられているMOが、メディアに一定の磁界をかけておき、レーザー光のON/OFFで記録する光変調方式(LIM〜Light Intensity Modulation)を採用しているのに対し、MDは、メディアに一定のレーザー光を照射しておき、磁界の方向を変えて記録する磁界変調方式(MFM〜Magnetic Field Modulation)を採用している。

(※2)従来の製品では、通常のステレオ録音モード「SPモード」のほかに、片チャンネルだけ使って2倍長にする「モノラル長時間モード」もサポートされていた。

【参考】
□ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/991119/key98.htm#atrac
□MD DATA
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/981203/key57.htm#MD_DATA
□メモリースティック(Memory Stick)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990218/key65.htm#Memory_Stick


8月18日

■■AKIBA PC Hotline! HotHotレビュー by Ubiq Computing
  USB接続でノートにも最適、TVチューナー内蔵MPEG-2キャプチャユニット
  〜「SmartVision Pro for USB」〜
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000818/hotrev76.htm

VHS、S-VHS、VHS-C、8ミリビデオ

 家庭用VTRの規格。
 これまで発売されてきた家庭向けのVTRには、U規格、ベータ(ベータマックス)、VHS、8mm、DVの5系統に分類される。

【テープのサイズ】
名称読み方テープ幅mmサイズ
mm(幅×奥行き×高さ)
U規格ユーきかく19(3/4in)221×140×32
ベータマックスベータマックス12.65(1/2in)156×96×25
ベータハイファイベータハイファイ
ハイバンドベータハイバンドベータ
EDベータイーディーベータ
VHSブイエイチエス12.65(1/2in)188×104×25
VHS-HiFiブイエイチエスハイファイ
S-VHSエスブイエイチエス
W-VHSダブリューブイエイチエス
S-VHS ETエスブイエイチエスイーティー
D-VHSディーブイエイチエス
VHS-Cブイエイチエスシー92×59×23
S-VHS-Cエスブイエイチエスシー
8mmはちみり895×62.5×15
Hi-8ハイエイト
Digital8デジタルエイト
DVディーブイ6.3566×48×12.2
125×78×14.6

【参考】
□DVコーデック
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/981119/key55.htm#DVcodec
□DV
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980428/key28.htm#DV

[Text by 鈴木直美]


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp