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米Rambus、ドリームキャストなどの米国への
輸入販売の差し止めを請求

Dreamcast
3月23日(現地時間) 発表

 米Rambusは現地時間の23日、米国国際貿易委員会(ITC)に対して、株式会社日立製作所および株式会社セガ・エンタープライゼス製品の米国への輸入と販売の差し止めを求めて提訴していると発表した。
 Rambusによれば、両社の製品が、Rambusが保有する2つの米国特許(特許番号:6,034,918; 6,038,195)を侵害しているとしている。対象となっているのは、日立製SDRAM、DDR SDRAM、SHシリーズプロセッサ、およびSHを採用しているセガのドリームキャスト本体。

 すでにRambusは、1月18日(現地時間)に、日立製作所とその現地法人を特許侵害で提訴しており、2月29日にも案件を追加している。

 また、ドリームキャストは3月末の時点においてワールドワイドで500万台以上の販売台数に達する見込みで、とくに米国、欧州での販売は計画を上回る好調さで推移していると発表されている。

□米Rambusのホームページ(英文)
http://www.rambus.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.rambus.com/general/press_releases/pr_032300.htm
□ニュースリリース(和訳)
http://www.rambus.co.jp/general/press_releases/pr_032300.html
□セガの提訴に関するリリース
http://www.sega.co.jp/20000324.html
□関連記事
【1月19日】米Rambus、RDRAMに関する特許違反で日立を提訴
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000119/rambus.htm
【2月29日】ドリームキャスト、下期60万台に留まる。ソフトも当初予想半分の430万本
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000229/sega.htm

(2000年3月24日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp