米Rambusは現地時間の18日、日立製作所のメモリとマイクロプロセッサが特許に違反しているとして、デラウェア州連邦地方裁判所に提訴した。同社は、Rambusの特許を侵害する日立製のメモリやCPUなどの、製造、使用、販売、輸入の差し止めと、損害賠償を求めている。
対象となるのは、PC100/PC133 SDRAM、DDR SDRAM、SDRAM、DIMMモジュールと、SH-2、SH-3、SH-4、SH-5などのプロセッサで、シンクロナスメモリと、コントロール方法に関する特許に抵触するという。
Rambusによれば、日立はRambusからRDRAMに準拠したメモリとロジック製品の製造販売を目的とした技術供与を受けていたが、RDRAM関連製品の製造販売は行なわず自社製品に不法に技術を利用したとしている。提訴は、Rambus社の度重なる話し合いの要求に日立が応えなかったため行なわれたという。
□米Rambusのホームページ(英文)
http://www.rambus.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.rambus.com/general/press_releases/pr_011800.html
(2000年1月19日)
[Reported by taira@impress.co.jp]