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日本エイサー、10.1型Aspire oneなど
未発表の新製品を先行披露
〜2009年は2千万台のAspire one出荷を目指す

Aspire one

1月29日 開催



 日本エイサー株式会社は29日、報道関係者を集めた懇親会を開催。この中で、Aspire oneの新モデルを含む2月以降発表予定の新製品を先行披露した。

 今回、会場に実機が持ち込まれたのは、10.1型液晶搭載Aspire one、Windows Home Server搭載機「Aspire easyStore」、Gatewayブランドの液晶一体型ネットトップなど。いずれも、詳細な仕様などは明らかにされていないが、新Aspire oneは、現行モデルの上位モデルに位置づけられるようで、液晶が16:9(1,024×576ドット)の10.1型となる。ヒンジ周りなど細かい部分でデザインも変更されている。

10.1型液晶を搭載する新Aspire one 左側面 右側面
大まかな印象は現行モデルと近いが細かなところでデザインが変わっている ヒンジ周りも印象が変わった 天板のカラーバリエーションも予定

ゲストとしてWindows Home Serverについて説明したマイクロソフトの林憲一氏

 Aspire easyStoreは、マイクロソフトが定めるHome Serverの推奨デザインガイドラインに日本で初めて適合するという製品。マイクロソフトの林憲一氏によると、このガイドライン(同社ではデザイン・フィロソフィーと呼称)では、「小型・静粛・省電力であること」、「光学ドライブ・ディスプレイがついていないこと」、「コネクタ類が背後にまとめられていること」、「コンシューマ向け価格であること」などを求めている。

 Aspire easyStoreは、3.5インチHDDを4台内蔵可能で、ホットスワップが可能。USBにHDDを接続してワンタッチでeasyStoreにバックアップしたり、eSATAに増設HDDを接続可能。また、独自機能としてDLNAに対応する。

 また、今回実機の展示はなかったが、2月にスペイン・バルセロナで開催されるMobile World Congressにおいて、MIDとスマートフォンを発表する予定という。

Aspire easyStore 3.5インチHDDを4台内蔵可能
Gatewayブランドのネットトップ。2月に発表予定 この春に渋谷で「デコパソ」コンテストを開催予定。写真はモデルの桃華絵里さんによるもの

●2009年は2008年以上の飛躍を目指す

日本エイサー代表取締役社長のボブ・セン氏

 懇親会では同社代表取締役社長のボブ・セン氏が、2009年の日本市場での戦略について説明した。

 セン氏が、「2008年は当社にとって飛躍の年だった」と語るように、日本エイサーの国内売上高は前年と比べ243%も成長。また、ブランド認知度も2007年の14.5%から、2008年12月には40.1%にまで伸びたという。

 もちろんこの背景にはAspire oneの爆発的な売れ行きが大きく影響している。イー・モバイルとのセット販売により本体価格を引き下げることができたことなどにより、2008年はPCリテラシーの高いユーザーを中心に広まった。

 2009年も同社はPC製品の主軸にAspire oneを据えるが、ターゲットを一般層にまで広げる。2008年は日本で20万台、世界で500万台を出荷したが、セン氏は「2009年は全世界で1,500万〜2,000万台の出荷を目指す」と、ネットブック業界でのリーダーを目指すことを宣言した。

 また、法人販売も拡大を狙う。セン氏は「2009年も第2四半期までは市場が相当冷え込むと見ているが、その中で求められるのは、販売効率、コストパフォーマンス、サポートの向上」とした上で、「当社はコストパフォーマンスではスケールメリットによる強みがあるので、販売効率の向上により努めたい」と語った。

 同社はDellやHPなどと異なり、販売代理店を各地域に持つ独自のサプライチェーンを展開している。同社は製品の設計は行なうが、製造はODMに完全に委託。そして、そのODMから代理店に直接商品を納入することで、物流コストを削減している。この手法で、法人向け販売も強化を図る。

 製品ブランドについては、これまで説明されてきたように、国内ではハイエンド向けに「Acer」、ミッドレンジに「Gateway」、エントリーに「eMachines」をあてるが、日本独自の市場調査を行ない、より綿密なブランド展開を図るという。また、これまで独立していたゲートウェイ日本法人の活動を休止し、1月1日より日本エイサーに統合したことを明らかにした。

日本市場におけるエイサーのブランド認知度 2009年はAspire oneを一般層に向け拡販していく スポーツへのスポンサーも継続するとのことで、これら世界的なメーカーとともに次期オリンピックのオフィシャルスポンサー権を獲得した

□日本エイサーのホームページ
http://www.acer.co.jp/
□関連記事
【2008年10月15日】日本エイサー、マルチブランド戦略で国内トップ5入りを目指す
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1015/acer.htm
【2008年9月5日】AcerグループCEO J.T.ワン氏が、京都で講演
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0905/acer.htm
□ネットブック/UMPCリンク集(Acer)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/link/umpc.htm#acer

(2009年1月29日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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