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東芝、16:9液晶を搭載するdynabook春モデル
~15.4型のベーシックノートを新投入

dynabook TX/68H

12月下旬より順次発売

価格:オープンプライス



 株式会社東芝は、「dynabook」シリーズの2009年春モデルとして「dynabook TX/AX/EX/CX」を12月下旬より順次発売する。いずれもOSにWindows Vista Home Premiumを搭載し、価格はオープンプライス。

 2009年春モデルでは、TXとAXにアスペクト比16:9の液晶を搭載。HDMIで大画面の液晶と接続する「レグザリンク」機能(一部モデルを除く)やharman/kardonのスピーカー搭載など、AV機能の強化を継続する。ほか、最新CPUや4GBメモリ(CX除く)の搭載、HDDの増量などを実施。ソフトウェアについては初心者向けに配慮し、無線LAN接続ソフトの強化や動画による解説ソフトを充実させたという。

 また、15.4型ワイド液晶を採用したベーシックノート「dynabook EX」2モデルを新シリーズとして立ち上げる。

●dynabook TX

リュクスホワイトの天板
 dynabook TXは、アスペクト比が16:9で1,366×768ドット(WXGA)表示対応の16型ワイド液晶を搭載したノートPC。これまで同様に、harman/kardonのスピーカーに第2世代のDolbyサウンドルームを組み合わせ、映画などのAVコンテンツ視聴に好適とした。

 仕様の違いで5機種7モデルを用意し、12月下旬より順次発売。ただし「TX/66HPK(スウィートピンク)」のみ1月下旬発売。

 上位モデル「TX/68H(プレシャスブラック)」の主な仕様は、CPUにCore 2 Duo P8600(2.6GHz)、Intel GM45 Express(ビデオ機能内蔵)、4GBメモリ、400GB HDD、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載し、Office Personal 2007をプリインストールする。店頭予想価格は19万円台半ばの見込み。

 下位モデル「TX/65H(リュクスホワイト)」は、上記仕様からCPUをCore 2 Duo P8400(2.26GHz)に、HDDを250GBに変更したモデル。店頭予想価格は17万円前後の見込み。このほか、秋冬モデルから継続して1,280×800ドット(WXGA)表示対応15.4型ワイド液晶を搭載した「TX/64H(リュクスホワイト)」もラインナップされ、店頭予想価格は17万円前後の見込み。

 インターフェイスはほぼ共通で、IEEE 802.11b/g/nドラフト2.0対応無線LAN、ExpressCard/54対応スロット、USB 2.0×4(うち1つはeSATAと共用)、IEEE 1394、Ethernet(TX/68HのみGigabit対応)、ブリッジメディアスロット、ミニD-Sub15ピン、HDMI(TX/65H、TX/64Hを除く)、FeliCaポート(同)、音声入出力などを備える。ほか、TX/68HにはExpressCardスロットに収まるリモコンが付属する。

 バッテリはリチウムイオンで駆動時間は約1.3時間。本体サイズは約383×267×34.5~38.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.8kg。なお筐体デザインは2008年秋冬モデルと同じテイストを踏襲しているが、16:9の液晶向けに刷新されている。

dynabook TX(リュクスホワイト) dynabook TX(スウィートピンク) dynabook TX/64H(リュクスホワイト)

●dynabook AX

 dynabook AXは、TX同様に1,366×768ドット表示対応の16型ワイド液晶を採用しながらもCPUにCeleron 575(2GHz)を搭載して価格を抑えたモデル。2機種4モデルをラインナップし、発売は1月下旬。

 2機種の主な仕様は共通で、上位機種「AX/54H(プレシャスブラック)」はCeleron 575、Intel GL40 Express(同)、2GBメモリ、250GB HDD、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載し、Office Personal 2007 SP1 with PowerPoint 2007 SP1をプリインストールする。店頭予想価格は15万円前後の見込み。

 下位機種「AX/53H」はリュクスホワイト/プレシャスブラック/スウィートピンクをラインナップする。上位機種との違いは、3つのカラバリが用意され、プリインストールされるオフィスソフトからPowerPointが省かれていること。

 インターフェイスは、IEEE 802.11b/g/nドラフト2.0対応無線LAN、ExpressCard/54対応スロット、USB 2.0×4(うち1つはeSATAと共用)、IEEE 1394、Ethernet、ブリッジメディアスロット、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。

 バッテリはリチウムイオンで駆動時間は約0.9時間。本体サイズは約383×267×34.5~38.5mm(同)、重量は約2.8kg。

dynabook AX(プレシャスブラック) dynabook AX(リュクスホワイト) dynabook AX(スウィートピンク)の天板

●dynabook EX

 dynabook EXは、16:10の1,280×800ドット表示対応15.4型ワイド液晶を搭載したベーシックノートPC。2モデル用意され、いずれも12月下旬発売。

 上位モデル「EX/63H」は、Core 2 Duo P8400(2.26GHz)、Intel GM45 Express(同)、4GBメモリ、250GB HDD、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載し、Office Personal 2007をプリインストールする。店頭予想価格は16万円前後の見込み。

 下位モデル「EX/33H」は、Celeron 575(2GHz)、Intel GL40 Express(同)、2GBメモリを搭載したモデル。その他の仕様は上位モデルと共通で、店頭予想価格は13万円前後の見込み。

 インターフェイスは、IEEE 802.11b/g/nドラフト2.0対応無線LAN、Type 2 PCカードスロット、USB 2.0×3、Ethernet、ブリッジメディアスロット、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。

 バッテリはリチウムイオンで駆動時間は順に約1.4時間、約1.0時間。本体サイズは約362×267.4×33.7~38.4mm(同)、重量は約2.5kg。

dynabook EX(プレシャスブラック))

●dynabook CX

dynabook CX
 dynabook CXは、1,280×800ドット表示対応13.3型ワイド液晶を搭載したノートPC。秋冬モデルから、搭載メモリを3GBへ強化した。3モデルをラインナップし、12月下旬に発売する。メモリ以外の仕様は秋冬モデルを踏襲し、下位モデル「CX/45H(リュクスホワイト)」は、Celeron 575、Intel GL40 Express(同)などを搭載し、店頭予想価格は16万円前後の見込み。


□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2008_12/pr_j1201.htm
□関連記事
【8月20日】東芝、スペックを強化した「dynabook」秋冬モデル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0820/toshiba2.htm
□2008年 PC秋冬モデルリンク集
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/link/autumnpc.htm

(2008年12月12日)

[Reported by matuyama@impress.co.jp]

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