アイ・オー、番組編集や追っかけ再生に対応した
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GV-MVP/HZ2W |
12月 発売
価格:16,485円~22,050円
株式会社アイ・オー・データ機器は、地デジTVチューナのラインナップを一新した「GV-MVP/H2」シリーズ4モデルを12月に発売する。対応OSはWindows XP/Vista。
地デジチューナ「GV-MVP/H」シリーズの後継モデル。新たにUSBバスパワー駆動でダブルチューナを搭載した「GV-MVP/HZ2W」をラインナップしたほか、ソフトウェアの機能を強化した。
視聴/録画ソフト「mAgicTV Digital」では、ネットブック向けに機能を制限し軽量化するオプションや、外出先からインターネット経由での予約機能、録画番組の追っかけ再生、画面のみ表示機能を追加した。
また、12月下旬には、Corel製のビデオ編集ソフトのアップデートを提供し、録画した番組のCMカットなどを可能にするという。編集後の番組もダビング10などの著作権保護は保持され、BDなどへのコピーの際はカウントされる仕組みになっている。
設定画面の中のネットブック向けオプション。番組情報の取得や予約録画の番組追従、TV視聴録画の自動終了やデータ放送・字幕の表示などが制限される | ネットブック向けオプションをONにした状態のタスクマネージャ。80%前後をキープしていた | ビデオ編集ソフト「Direct DiscRecorder」。12月下旬にアップデートで提供予定 |
なお、新設計のGV-MVP/HZ2Wを除き、ほかの3モデルのハードウェア仕様は従来モデルとほぼ同じなため、GV-MVP/Hシリーズと混在させた環境でも新ソフトウェアのすべての機能を利用可能。一方、旧モデル向けのソフトウェアのみのアップデート予定は今のところないという。
いずれの製品も最大8チューナまでの同時動作をサポート。USB接続モデルのみ4チューナまでの同時動作サポートとなるが、PCI/PCI Express接続タイプと組み合わせれば最大8チューナを利用可能。録画形式はすべてMPEG-2。
GV-MVP/HZ2Wは、USB 2.0接続でバスパワー駆動が可能なダブル地デジチューナ。価格は22,050円。ダブルチューナ動作時の消費電力を2.5Wに抑えることで、AC電源を不要とした。
シングル地デジチューナのラインナップは、USB 2.0接続の「GV-MVP/HZ2」、PCI接続の「GV-MVP/HX2」、PCI Express x1接続の「GV-MVP/HS2」の3モデル。価格はいずれも16,485円。
GV-MVP/HZ2 | GV-MVP/HX2 | GV-MVP/HS2 |
□アイ・オー・データ機器のホームページ
http://www.iodata.jp/
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(2008年12月3日)
[Reported by ryu@impress.co.jp]