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アイ・オー、PCIe x1対応のコンパクトな地デジチューナ

GV-MVP/HS

5月中旬 発売(B-CAS発行許可を受け次第出荷)

価格:22,050円



 株式会社アイ・オー・データ機器は、PCI Express x1接続の地上デジタルTVチューナ「GV-MVP/HS」を5月中旬に発売する。価格は22,050円。対応OSはWindows XP/Vista(32bit)。

 地上デジタルTVの視聴/録画が可能なキャプチャカード。筐体はコンパクトな設計になっており、カード長は125mmと同社のアナログTVチューナ製品より短く、フレキシブルケーブルで接続されたB-CASカード用スロットも本体のブラケット部分に収まり、1スロットで使用できる。また、MPEG-2デコード処理の最適化を行なう「Super Live Creationエンジン」を搭載する。

 視聴/録画ソフトはオリジナルの「mAgicTV Digital」を使用。視聴機能は、データ放送や字幕放送をサポートし、インターネットに接続されていれば双方向データ放送に対応。さらに、画面のサイズを自由に変更できるインターフェイスを備える。

 録画は地上デジタルの解像度(1,440×1,080ドット)、MPEG-2 TS形式で行なう。機能面は、地上デジタル放送に含まれるEPG(電子番組表)を定期的に受信する機能を備え、最新の番組表による予約録画が可能。録画開始前にTV放送から最新の番組開始/終了時間を取得して予約時間を自動修正し、スポーツによる延長などに対応できる。加えて、指定キーワードによる「おまかせ録画」機能や、EPGデータと連動した自動録画停止、PCのスタンバイ/休止状態からの録画に対応。インターネット番組表(iEPG)も利用できる。

 録画するストレージは、PC内蔵のHDD以外に、PCに直接接続した外付けHDD(USB 2.0/eSATA/IEEE 1394など)でも可能(ネットワーク接続HDDは非対応)。内蔵および外付けHDDに録画した番組情報を管理できるライブラリ機能を備え、自動でジャンル分けを行なうほか、キーワードや曜日、放送局などで検索が行なえる。光学メディアへのムーブはSD解像度のみ対応する(CPRM対応DVDドライブが必要)。

 出力制限として、COPP対応チップセット内蔵ビデオ機能、または、COPPおよびDXVA対応ビデオカードと、HDCP対応DVIを備えたビデオ出力/ディスプレイが必要。アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)出力はチップセット内蔵ビデオ機能のみ可能で、52万画素以下での出力となる。デジタル音声出力はWindows Vistaのみ対応する。

 本体サイズは約125×14×95.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約90g。

□アイ・オー・データ機器のホームページ
http://www.iodata.jp/
□ニュースリリース
http://www.iodata.jp/news/2008/04/gv-mvphs.htm
□製品情報
http://www.iodata.jp/prod/multimedia/tv/2008/gv-mvphs/
□関連記事
【4月8日】アイ・オー、地デジ用キャプチャカードの市場投入を表明
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0408/iodata.htm

(2008年4月23日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]

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