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SanDisk、SSDのランダムライト性能を最大100倍向上させる技術

11月5日(現地時間)発表



 米SanDiskは5日(現地時間)、WinHEC会場において、SSD向けのフラッシュメモリ用ファイル管理システム「ExtremeFFS」を発表した。

 ExtremeFFSでは、ページベースのアルゴリズムで動作し、データの物理位置と論理位置とを固定させる必要がない。また、1セクタ分のデータを書き込む際は、もっとも便利で効率的な場所に保存する。これにより、SSDのランダムライト性能を最大100倍にまで向上させ、同時に耐久性能も向上するという。

 このほか同技術では、1つ1つのNANDチャネルが独立して、書き込みや読み込みを行なえる非ブロッキングアーキテクチャや、ユーザーの行動パターンを学習してデータの配置を行なう技術を盛り込んでいる。この技術を搭載した製品は2009年に出荷される見込み。

 また、同社はSSDとHDDの性能を比較する指標である「vRPM」や、寿命の指標である「LDE」も発表している。

□SanDiskのホームページ(英文)
http://www.sandisk.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.sandisk.com/Corporate/PressRoom/PressReleases/PressRelease.aspx?ID=4427
□関連記事
【7月25日】SanDisk、SSDの寿命を定義する共通指標を提唱
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0725/memcon05.htm

(2008年11月6日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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