LoiLo、GPGPU対応の高速動画編集ソフト
発売中 価格:8,800円
株式会社LoiLoは、GPGPU対応の高速動画編集ソフト「Super LoiLoScope」を発売した。価格は8,800円。12月25日まではプロモーション価格として5,900円で提供する。対応OSはWindows XP/Vista。 Super LoiLoScopeは、GPUのPixelShader 2.0を駆使し、テキストやエフェクトの追加、2つの映像のフェードイン/アウトなどさまざまな動画編集をスムーズに行なえるというソフト。UIは無限に広がる机の上にビデオ素材を並べて、好きな動画やエフェクトをタイムラインに並べて編集するようになっている。 編集した動画はHDサイズのビデオファイルに書き出せるほか、YouTubeへのアップロードを直接行なえる。YouTubeへのアップロード時に、長い動画を自動的に10分制限に合わせてカットすることが可能。 対応GPUはNVIDIAのGeForce 6000シリーズ以降、ATIのRadeon 9600シリーズ以降に加え、Intelの945G Express以降のビデオ機能内蔵チップセットにも対応するという。なお、現時点ではUVDやPureVideoなどの動画再生支援や、汎用プログラミング言語CUDAなどを使っていないが、将来的なアップデートで対応することを検討している。 今後の無償アップデートで、AVCHDやBlu-ray Disc、DVD向けの動画ファイルの作成機能や、編集可能なひな形、著作権フリーのBGMや写真、動画などを提供するとしている。 なお、ホームページ上ではフリーソフトの「LoiLoScope」も提供している。こちらは書き出せるファイルのサイズがSD画質までという制限があるが、同じくPixelShader 2.0を利用した高速ビデオ編集が可能。 また、株式会社アスクは、Super LoiLoScopeをバンドルしたRadeon HD 4850搭載ビデオカード「VD3075」を10月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円台後半。 □LoiLoのホームページ (2008年10月17日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
【PC Watchホームページ】
|