Matrox、新ビデオカード「Matrox M-Series」を発表
6月25日 発表 加Matrox Graphicsは25日(現地時間)、マルチディスプレイ向けのビデオカード「Matrox M-Series」(以下、Mシリーズ)を発表した。2008年第3四半期に出荷する予定。 Mシリーズは、ビデオメモリ512MBを搭載し、4画面表示が可能なビデオカード。対応OSはWindows XP/Vista/Server 2003/同2008。対応APIはOpenGL 2.0。VistaのAero(WDDMモード)もサポートする。PCとの接続インターフェイスはPCI Express。 対応ディスプレイの解像度や、デジタル/アナログ接続の違いなどで5モデルが用意される。アナログ出力の最大解像度は共通で2,048×1,536ドット。冷却はいずれもヒートシンクのみのファンレス仕様。 「M9140 LP PCIe x16」は、LowProfileに対応し、ブラケット部にKX-20コネクタを装備。付属のKX-20→DVI-I×4変換ケーブルで、デジタル4画面を構築できる。デジタルの最大解像度は1画面当たり1,920×1,200ドット(WUXGA)。接続はPCIe x16。価格は599ドル。 「M9125 PCIe x16」は、デュアルリンクDVI対応のDVI-I×2を装備。最大2,560×1,600ドットのデジタル2画面に出力できる。接続はPCIe x16。価格は399ドル。 「M9120 PCIe x16」は、M9125をシングルリンクDVIにしたモデルで、デジタルWUXGAの2画面に対応する。価格は259ドル。
「M9120 Plus LP PCIe x16」は、LowProfileに対応し、ブラケットにLFH-60コネクタを装備。付属の変換ケーブルでDVI-I×2の出力ができる。デジタルの最大解像度はWUXGA。また、別売のケーブル(99ドル)でアナログ4画面の出力も可能。接続はPCIe x16。価格は329ドル。また、同仕様/同価格で接続インターフェイスがPCIe x1の「M9120 Plus LP PCIe x1」も用意される。
□Matrox Graphicsのホームページ(英文) (2008年6月26日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
【PC Watchホームページ】
|