WDLC、今日から「PC de TVキャンペーン」を開始
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5月9日 開始
PCメーカー、周辺機器メーカー、量販店、TV局などが参加するWDLC(Windows Degital Lifestyle Consortium)が、夏商戦向けの共同キャンペーン「PC de TV」を9日からスタートした。
ビックカメラ有楽町本館のPC de TVコーナー |
ビックカメラ有楽町本館、ヨドバシカメラマルチメディアAkiba、ヨドバシカメラマルチメディア梅田、ヤマダ電機LABI 1なんばの4店舗において、PC de TVの専用コーナーを設置。PCによるTV機能を打ち出している。
また、PC de TVキャンペーンサイト(http://pcdetv.wdlc.jp)を開設。ここでもPCによるTV視聴を訴求する。
PC de TVキャンペーンでは、オリンピック需要を迎える夏商戦向けに、PC業界が共同で取り組むキャンペーン。マイクロソフトやPCメーカー、量販店など41社が参加している。オリンピックイヤーには、PCの出荷台数が減少することから、需要喚起のテコ入れ策の1つとも位置づけられるものだ。
赤を基調とした展示台にPCや薄型TV、ワンセグチューナなどを展示。PCでTV番組やインターネット動画を視聴すること、薄型TVにHDMIでPCを接続して視聴すること、ノートPCにワンセグチューナを接続してさまざまな場所でTVを視聴する、といった3つの観点からPCの新たな利用を提案。「TVも、ネット動画もサクサクきれい!」を共通メッセージとして展開する。
まずは、東京/大阪の主要4店舗で、PC de TVの専用コーナーを設置。5月末から6月上旬にかけて、14社28店舗にも同コーナーが設置される。
参加するのは、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機のほか、石丸電気、エイデン、ケーズホールディングス、コジマ、サンキュー(100満ボルト)、上新電機、ソフマップ、東京エディオン、デオデオ、ノジマ、ミドリ電化。
また、ビックカメラ有楽町本館、ヨドバシカメラマルチメディアAkiba、ヨドバシカメラマルチメディア梅田の3店舗では、PC売り場に加えて、薄型TV売り場にもPC de TVコーナーを設置しており、TVを購入に来た顧客にも、PCによるTV視聴のメリットを訴求する。
WDLCでは、会員会社向けに、専用サイトを通じて店頭展示用のPOPを用意。これら28店舗以外にも、会員会社が「PC de TV」のロゴを利用した店頭展示を行なえるようにしているほか、専用の冊子を用意して、来店客がPCによるTV視聴に対して、関心を持てるようにする。
また、現在は、PCメーカーとして、NEC/ソニー/東芝/富士通の4社がPCを展示しているが、「キャンペーンに参加したいとの申し入れが、ほかのPCメーカーからも出ているほか、周辺機器メーカーや量販店も高い関心を寄せている。今後、キャンペーンへの参加企業が増加することになるだろう」(WDLC事務局長 勝俣喜一朗氏)としている。
夏商戦が本格化する7月には、展示内容をリニューアルするとともに、6月以降、オリンピック需要を意識して、トップアスリートによるトークショーや、アスリートが実践するデジタルライフをキャンペーンサイトやMSNで紹介するといった施策を順次展開する予定である。
PCでTVを視聴するといった使い方を訴求 | ヨドバシカメラマルチメディアAkibaのPC de TVコーナー | ヨドバシカメラでは、TV売り場にもPC de TVコーナーを設置している |
大画面薄型TVとノートPCを接続した展示。HDMIで接続した使い方を提示 | PC de TVコーナーで配布されている冊子 |
□WDLCのホームページ
http://www.wdlc.jp/
□関連記事
【4月11日】WDLC、PC上でのTV視聴を訴求する合同キャンペーン
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0411/wdlc.htm
(2008年5月9日)
[Reported by 大河原克行]