J&W、内蔵ビデオ専用メモリを搭載したAMD 780Gマザー
4月17日 発売 価格:オープンプライス 株式会社ファストは、中国J&W製のAMD 780G搭載マザーボード「JW-RS780UVD-AM2+」を4月17日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10,500円前後の見込み。 チップセット内蔵ビデオ機能の専用ビデオメモリを搭載したのが最大の特徴。AMDのCPUは、CPU側にメモリコントローラを持っているため、ビデオメモリとメインメモリを共有するチップセット内蔵ビデオ機能を使う場合、メインメモリへのアクセスがチップセット→CPU→メモリとなり、レイテンシが大きい。 本製品は、マザーボード上に内蔵ビデオ専用メモリのLFB(ローカル・フレーム・バッファ)を搭載し、チップセットからビデオメモリへ直接アクセスしてレイテンシを減らし、性能を向上させられる。ファストによると、LFB非搭載マザーボードと比較して、約15%の性能向上があるという。LFBの容量は64MB。内蔵ビデオ機能はRadeon HD 3200で、DirectX 10や動画再生支援機能「UVD」をサポート。 フォームファクタはmicroATX。対応CPUは、Phenom X4 9750、Phenom、Athlon 64シリーズ、Sempronシリーズで、Phenom X4の9750以外のTDP 125Wモデルは確認中としている。メモリスロットはDDR2-1066対応スロット×4で、最大容量は8GB。 サウスブリッジはSB700を搭載。拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI×2。バックパネルのインターフェイスにDVI、HDMI、ミニD-Sub15ピン、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet、音声入出力などを備えるほか、動作状況をPOSTエラーコードで確認できる「Debug LED」を装備する。 □ファストのホームページ (2008年4月14日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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