ASUSTeK、Radeon HD 3850を3基搭載した水冷ビデオカード
4月8日(現地時間) 発表
台湾ASUSTeK Computerは8日(現地時間)、Radeon HD 3850を3基搭載した水冷式ビデオカードのコンセプトモデル「EAH3850 TRINITY/3DHTI/1.5G」を発表した。 世界で初めて1枚のカードにRadeon HD 3850を3基搭載したビデオカード。MXMスロットを備えているため、3基のRadeon HD 3850のうち1基はMXM装備による拡張と思われる。同社の測定によれば、Radeon HD 3850シングルと比較して3DMark06のスコアが4,880から11,662に向上した(139%増)という。 ビデオメモリは512MB×3で合計1.5GB。GPUとヒートパイプで繋がれた水冷ラジエータを採用したことにより、厚みを2スロットに抑えた。なお、リリースではThermaltake製の水冷キットの写真が掲載されているが、コンセプトモデルであるため、製品版で付属するかどうかは未定。 コア/メモリクロックはそれぞれ660MHz/1.7GHzとリファレンスとはやや異なる(リファレンスは670MHz/1.66GHz)。PCとの接続インターフェイスはPCI Express 2.0 x16。インターフェイスはDVI×4、HDTV出力を備える。 □ASUSTeK Computerのホームページ(英文) (2008年4月10日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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