コダック、実売5万円を切るドキュメントスキャナ
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「ScanMate i1120」 |
3月26日 発売
価格:オープンプライス
コダック株式会社は、パーソナルドキュメントスキャナ「ScanMate i1120」を3月26日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円を切る見込み。対応OSはWindows 2000/XP/Vista(32bit)、インターフェイスはUSB 2.0。
同社初となる低価格市場向けのドキュメントスキャナ。企業や官公庁などで利用されている業務用ハイエンドスキャナの開発ノウハウを活かし、各文章に最適なイメージ処理技術や、ユーザーの利便性を考えた高い操作性を実現しているという。
本体の向かって右側にある「スマートタッチ機能」ボタン。上のボタンで機能割り当ての数字を選択して、下のボタンで実行する。本体からプリセット済みの操作を行なえるのが特徴 |
特徴的な機能として、9種類の動作を2つのボタンで行なえる「スマートタッチ機能」を搭載。あらかじめPC側のユーティリティで動作を設定しておくと、スキャナ側のボタンで操作を選択し、実行ボタンを押すだけで各種操作が可能。
スキャンしたものをPDF/JPEG/TIFF/RTFの各フォーマットに変換してビューワーソフトを起動したり、メーラーと連動してEメールへの添付作業を行なったり、プリンタへの直接出力などができる。ユーティリティはOCR機能も搭載し、透明テキスト付きPDFの出力にも対応する。標準でTWAINドライバを同梱する。
独自のイメージ処理技術「パーフェクトページ」を搭載。スキャンと同時に紙の傾きや、色/サイズ/濃度を1枚ごとにスキャナ本体が自動補正し、イメージをPCに取り込んでからの作業を簡略化できる。
A4のスキャン速度は、カラー/白黒/グレースケールのいずれも、解像度200dpi時で20ppm、300dpiで11ppm。最大解像度は600dpi。カラー+白黒、白黒+グレースケールといった2種類のイメージを同時にスキャンできるほか、両面スキャンも同時に行なえる。
本体サイズは300×157×147mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.7kg。
□コダックのホームページ
http://www.kodak.co.jp/
□ニュースリリース
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/corp/news/0308/040308.shtml
□製品情報
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/business/products/scanner/i1120.shtml
□オフィススキャナ特別サイト
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/business/special/
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(2008年3月4日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]