インテル、Silverthorneの正式名称を「Atom」に決定
3月3日 発表
インテル株式会社は3月3日、ダイサイズが25平方mm未満のMID(Mobile Internet Device)向けCPU「Atom」を発表した。 Atomはこれまで「Silverthorne」または「Diamondville」のコードネームで呼ばれてきたもので、MIDや低価格PC向けの低消費電力なx86プロセッサー。45nm High-kプロセスで製造され、25平方mm未満のダイに4,700万個のトランジスタを集積し、同社の歴史において最小のx86プロセッサーとなる。 消費電力も過去最低で、TDPは0.6~2.5W。駆動周波数は最大1.80GHz。Core 2 Duoシリーズと命令セットで互換性を持ち、マルチスレッドにも対応する。 また、同社のMID向けプラットフォームを「インテル Centrino Atom プロセッサー・テクノロジー」と定義。これにはAtomプロセッサーに加え、小型のグラフィックス機能内蔵の省電力チップセットや無線チップなどが含まれる。 なお、Atomはコンピュータ用語で「データ構造の基本要素」などを意味する。
□インテルのホームページ (2008年3月3日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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