S3、DirectX 10.1対応GPU「Chrome 400」
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2月15日(現地時間)発表
米S3 Graphicsは15日(現地時間)、デスクトップおよびノートブック向けGPU「Chrome 400」シリーズを発表した。
電力あたりの性能を追求したGPU。製造プロセスは65nm。ユニファイドシェーダアーキテクチャを採用し、DirectX 10.1に対応。「ChromotionHD 2.0」と呼ばれる動画再生支援機能を搭載し、H.264/VC-1/MPEG-2といった1080pコンテンツ向けCODECのハードウェア再生支援が可能。
ディスプレイインターフェイスは、HDCPに対応し、HDMIトランスミッタとオーディオコントローラを内蔵するため、ケーブル1本で映像と音声の出力ができる。また、最新規格であるDisplayPortにも対応する。
バスインターフェイスはPCI Express 2.0に対応し、同社既存製品同様、複数のビデオカードを並列動作させる「MultiChrome」に対応する。
メモリインターフェイスは64bit。シェーダプロセッサ数、クロック、出荷時期などの情報は明らかにされていない。
□S3 Graphicsのホームページ(英文)
http://www.s3graphics.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.s3graphics.com/en/pressroom/pressrelease/2008/S3Gpr080215Chrome400Series.jsp
□製品情報(英文)
http://www.s3graphics.com/en/products/chrome_400/
□関連記事
【2005年11月4日】S3、コアクロック700MHzのGPU「Chrome S27」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1104/s3.htm
(2008年2月18日)
[Reported by wakasugi@impress.co.jp]