Radeon HD 3600/3400搭載カードが各社から
1月23日より順次発売 価格:オープンプライス AMDの新GPU「Radeon HD 3600」、「同3400」シリーズの発表を受け、搭載カードが各社から発表された。 いずれも2007年11月に発表されたRadeon HD 3800シリーズをベースに、演算器の数やクロックを落としたもの。ミドルレンジの「Radeon HD 3650」は、ストリーミングプロセッサ数が120、テクスチャユニット数が8、レンダーバックエンド数は4、コアクロックは725MHz。 ローエンドの「Radeon HD 3470」と「同3450」は、ストリーミングプロセッサ数が40、テクスチャユニット数とレンダーバックエンド数は4で、コアクロックは3470が800MHz、3450が600MHz。 ●Radeon HD 3650 Radeon HD 3650搭載カードは、ASUSTeKが「EAH3650 TOP/HTDI/256M」と「EAH3650/HTDI/256M」、PowerColorが「AS-HD3650 Xtreme PCS 512MB DDR3」と「AS-HD3650 SCS3 512MB DDR2 Fanless」、Sapphireが「HD3650 512MB DDR2 PCIE Dual DVI/TVO」、MSIが「R3650-T2D512」を発売。価格はいずれもオープンプライス。PowerColorとSapphire製品はアスクが取り扱う。
ASUSTeKのEAH3650 TOPはコアクロックを800MHz、メモリクロックを1.8GHzにオーバークロックした製品。発売は2月上旬で、店頭予想価格は14,500円前後。EAH3650/HTDI/256Mはリファレンスクロックに準ずるが、オリジナルクーラーを搭載し放熱性能を向上させた製品で、発売は2月上旬、店頭予想価格は14,000円前後の見込み。 PowerColorのAS-HD3650 Xtreme PCSもコアクロックを800MHz、メモリクロックを1.8GHzにオーバークロックした製品。発売は2月上旬、店頭予想価格は1万円半ばの見込み。AS-HD3650 SCS3は800MHz駆動のDDR2を512MB搭載した廉価製品で、ファンレスヒートシンクを採用。発売は1月下旬、店頭予想価格は12,000円前後の見込み。 SapphireとMSI製品はいずれも1GHz駆動のDDR2を512MB搭載した廉価モデルで、発売は1月下旬、店頭予想価格は11,980円前後、16,800円前後の見込み。 ●Radeon HD 3470/3450 Radeon HD 3470搭載カードはSapphireが「HD 3470 256MB GDDR3 PCIE Dual DVI/TVO」、Radeon HD 3450搭載カードはASUSTeKが「EAH3450/HTP/256M」、PowerColorが「AS-HD3450 Xtreme 256 DDR2 LP」、Sapphireが「HD3450 256MB DDR2 PCIE Dual DVI/TVO」、MSIが「R3450-TD256H」を発売。価格はいずれもオープンプライス。
Sapphireの3470製品はコアクロックが800MHz、メモリクロックが1.4GHzの製品。発売は1月下旬で、店頭予想価格は7,980円前後の見込み。 ASUSTeKとSapphire、MSIの3450製品はいずれもコアクロックが600MHz、メモリクロックが1GHzの製品。発売は順に2月上旬、1月23日、2月で、店頭予想価格は1万円前後、4,980円前後、7,900円前後の見込み。 PowerColorの3450製品はLowProfileに対応し、HDMI出力も備える。コアクロックは300MHz、メモリクロックは800MHzと低く抑えられている。発売は2月上旬以降で、店頭予想価格は8,000円前後の見込み。 □AMDのホームページ(英文) (2008年1月23日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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