Intel in Akiba 2007レポート 初音ミクで45nmクアッドコアプロセッサのパワーを体験12月22日~24日 開催 インテル株式会社は、12月22日から24日の三連休に東京秋葉原のカフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店でユーザーイベント「Intel in Akiba 2007 Winter」を開催した。 店内には近隣協賛ショップのIntel CPU搭載PCや、協賛メーカーの新製品などが展示されたほか、インテルをはじめとするメーカー各社によるプレゼンテーションが行なわれた。 中でも22日は、バーチャル・シンガー・ソフト音源「Vocaloid2」で初音ミクの声優を務めた藤田咲さんによる特別ステージが催された。Vocaloidは、DTM(デスクトップミュージック)ソフトの要領で、音階と歌詞を入力することで、合成音声による歌を作成できる。 現在、このソフトを使った歌や動画がネット上に数多くアップロードされており、かなりの人気を博している。そのため、2回行なわれたステージには、いわゆる「中の人」を一目見ようと、それぞれ100人以上がつめかけた。 1回目のステージには、藤田さんと、AV Watchに寄稿しているライターの藤本健氏がVocaloid2について簡単に解説した。藤本氏は、プロセッサパワーなどが向上したことで、ソフトシンセサイザーの能力が大幅に向上したと説明。これに音声を加えることで、自宅でスタジオが実現できるとした。
藤田さんは、初音ミクについて、もちろん自分の声に似ているが、自分を離れて進化しており、あくまでも初音ミクが歌っていると感じていると感想を語った。また、音声の収録現場では、2日間かけて、意味のない言葉の羅列を音階に載せて発声したと、舞台裏の作業を明かした。 2回目のステージでは、実際にVocaloid2を使って、かえるのうたを四重奏で演奏し、Core 2 Quadの性能をアピールした。 ちなみに、各ステージの最後にはくじによるプレゼントの抽選が行なわれたのだが、なんとそれぞれ2~3個しか用意されていない賞品に同じ人が2回も当選。くじを引いたのは他ならぬ藤田さんなのだが、2回当選した参加者を「空気読みなさいよぉ~!」と茶化し、会場の笑いを誘った。 このほか、インテルのセッションでは、モバイルプロセッサの省電力機能の進化の変遷や、最新Xeonプロセッサの性能などについて解説がなされた。
□インテルのホームページ (2007年12月25日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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