2007年半導体市場の売上は2.9%増の2,703億ドル ~Intelはトップを維持、東芝は3位に躍進
12月14日(現地時間) 発表
米Gartnerは14日(現地時間)、2007年のワールドワイドにおける半導体市場の売り上げは2.9%増の2,703億ドルになるとの速報を発表した。
メーカー別ランキング1位はIntelで、半導体売上高は329億1,800万ドル、市場平均成長率の2倍を超える8.2%の成長を達成した。モバイルPC向け出荷で堅調に伸びたほか、デスクトップ/サーバーでAMDからシェアを取り戻したという。その結果、半導体マーケットシェアを12.2%に上昇させた。
2位はSamsung Electronicsで、DRAMの価格下落により市場平均成長率よりやや高い成長にとどまった。売上高は208億5,000万ドルだった。
3位は東芝で、27.8%の高い成長率を達成して2006年の6位から躍進した。売上高は125億ドル。この高成長は、NAND型フラッシュや、携帯電話向けCMOSイメージセンサー、液晶TV、民生機器用のASICやASSPによるとしている。
なお、2006年に9位だったAMDは、トップ10圏外となった。
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世界半導体メーカー ランキング・トップ10(単位:100万ドル) (出典:Gartner) |
□Gartnerのホームページ(英文)
http://www.gartner.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.gartner.com/it/page.jsp?id=564010
□関連記事
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0410/gartner.htm
(2007年12月18日)
[Reported by matuyama@impress.co.jp]
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