米HP、2007年は新興市場での成長が牽引し増収増益11月19日(現地時間)発表 米Hewlett-Packard(HP)は19日(現地時間)、2007年通期決算を発表した。これによれば、売上高は前年比14%増の1,043億ドル、米国会計基準に基づく営業利益は同33%増の87億ドルの増収増益となった。1株あたり利益は2.68ドル。 地域別の売り上げを見ると、北南米地域が前年比10%増、欧州/中東/アフリカ地域が19%増、アジアパシフィック地域が20%増といずれも2桁成長を記録。中でも、ブラジル、ロシア、インド、中国の新興市場では37%増という高い伸びを示し、売り上げに寄与した。 部門別では、PC関連のPersonal Systems Groupが前年比30%増の101億ドル。この内、中国での売上高は前年比2倍という高成長を記録した。製品種別では、法人向け製品が24%増、個人向け製品は40%増、デスクトップは15%増、ノートブックは49%増となった。 プリンティング関連のImaging and Printing Groupは、前年比4%増の76億ドルと微増の結果になった。ソフトウェア関連は、Mercury Interactiveを買収したことで、6億9,800万ドルと倍増している。 2007年第4四半期の業績は、売上高が前年同期比15%増の283億ドル、営業利益は同38%増の26億3,200万ドル、1株あたり利益は0.81ドル。 □Hewlett-Packardのホームページ(英文) (2007年11月20日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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