AMD、第2世代のHPC向けストリームプロセッサ「FireStream 9170」11月8日(現地時間)発表 米AMDは8日(現地時間)、第2世代のストリームプロセッサ「FireStream 9170」を発表した。実売価格は1,999ドル。 ストリームプロセッサは、GPUをベースとしたアクセラレーションカードで、大規模な解析作業などHPC (High Performance Computing)において、CPUに代わって並列処理を行なうもの。 第2世代の製品は、名称が「AMD Stream Processor」から「FireStream」へと変更。プロセスルールが55nmとなっていることから、未発表の次世代GPUをベースにしたものと推測される。 倍精度の浮動小数点演算に対応し、最大性能は500GFLOPS。一方で消費電力は150Wに抑えられており、カードはシングルスロットサイズとなっている。搭載メモリは2GB GDDR3。 同社ではSDKも提供。新たにストリーミングコンピューティング向けのC拡張を提供するツール「Brook+」や、数学計算用の「AMD Core Math Library (ACML)」、ビデオトランスコード用の「COBRAビデオライブラリ」も用意する。 □AMDのホームページ(英文) (2007年11月9日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
【PC Watchホームページ】
|