アイ・オー、平成20年度決算は黒字スタート10月29日 発表 株式会社アイ・オー・データ機器は29日、平成20年度第1四半期(7~9月期)の決算を発表した。 これによると、売上高が151億1,800万円、営業利益が3億100万円、純利益が2億3,300万円となった。前年同期は売上高125億円、営業損失3億1,100万円、純損失4億3,700万円で、今期は20.9%の大幅増収。ここ2年間、通期で赤字となっていたが、平成20年度は黒字でのスタートとなった。 同社は「高コスト体質の是正」をテーマに、戦略製品の開発/販売の強化を実施。法人需要でセットトップボックスの大型案件や大容量ストレージなどで需要が増加。また、コンシューマにおいても、19型ワイド/22型ワイド液晶ディスプレイや、320GB/500GBを中心にHDD製品の需要が好調だったとしている。 売上高の20.9%増に対し、売上原価は18.2%増だったため、売上総利益が6億1,100万円増加し、前年同期比41.8%増の20億7,300万円となった。販売費/一般管理費は前年と同等の17億7,100万円だったため、費用は増えず売上総利益が上昇し、営業利益の黒字化となった。 同日、これに合わせて平成20年度中間期、通期の業績予測を修正。中間期、通期ともに、売上高に変更はないが、営業利益が2億円、経常利益が1億5,000万円、純利益が1億8,000万円上方修正されている。これについて同社は、第1四半期と同様に利益拡大を目指した戦略製品の開発/販売を強化すること、そして、アジアなどの子会社の利益が好調であるためとしている。 □アイ・オー・データ機器のホームページ (2007年10月30日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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