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MicrosoftのSideWinderブランドがゲーミングマウスで復活
~重さ/ソール/DPI等を5千通りに変更可能なLCD搭載マウス

SideWinder Mouse

8月22日(独時間)発表



 米Microsoftは22日(独時間)、独自のカスタマイズ機能を備えたゲーミングマウス「SideWinder Mouse」を発表した。米国での出荷時期は10月で、店頭予想価格は79.95ドル。

本体内に重りを3つまで内蔵可能。重りとソールのケース(右)にはケーブルの余った部分を巻き付けられる

 同社は近年、米Razerとの協業によるゲーマー向けマウスやキーボードをリリースしていたが、新製品は同社がゼロから作り上げた製品。2000年にゲームデバイス事業から撤退して以来、7年ぶりにSideWinderブランド製品が復活した。

 ゲーミングデバイスは、フィーリングや性能に対するユーザーの好みが千差万別であるため、それらを調整/変更できることが重要だと同社では考えている。SideWinder Mouseは重量や読み取り解像度など、約5千通りの調整が可能で、同社ではマウスの範疇を超えた「カスタマイズ可能なゲーミングシステム」と謳っている。

 まず重量については、4つの重り(10g×3、5g×1)が付属し、3つまでを本体に収納できるようになっており、最大30gまで本体重量を増加させられる。本体底面のソールも3種類の異なったものが付属し、好きな滑り具合のものを選べる。

 センサーはレーザーで、最大解像度は2,000dpi。ホイール手前の3つのボタンによって、400/800/2,000dpiを瞬時に切り替えられる。読み取り速度は7,080fps。

 インターフェイスはUSBで、レポートレートは500Hz。使用しない重りとソールを収納するカートリッジには、USBケーブルを巻き付けることができ、卓上でケーブルの無駄な遊びをなくすことで、無線マウスと同等の操作性が得られるとしている。

 サイドボタンは円柱形のものを縦に2個並べて配置することで、誤操作の可能性を減らした。このほか、「Quick-Launch」ボタンを装備し、ワンクリックでWindows Vistaのゲームエクスプローラを呼び出せる。

 サイドボタンの上部には小型の液晶ディスプレイを装備しており、現在のDPIや、マクロ登録時の手順などが容易に確認できる。ホイールには幅広の金属製のものを採用した。本体サイズは横幅が75.7mm、縦の長さが128.8mm。

□Microsoftのホームページ(英文)
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2007/aug07/08-22SideWinderPR.mspx
□製品情報(英文)
http://www.microsoft.com/hardware/gaming/productdetails.aspx?pid=100
□関連記事
【5月7日】Microsoft・Razer共同開発第2弾のゲーミングキーボード「Reclusa」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0507/ms.htm
【2006年8月24日】Microsoft・Razer共同開発のゲーマー向けレーザーマウス「Habu」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0824/msrazer.htm
【2000年6月30日】米Microsoft、ゲームデバイス事業から完全撤退(GAME)
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20030630/sw.htm

(2007年8月23日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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