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東芝、ノートPC「dynabook」秋冬モデル
~HD DVD-ROMドライブ搭載モデルも

dynabook TX
(TX/68D)

8月下旬より順次発売

価格:オープンプライス



 株式会社東芝は、ノートPC「dynabook」シリーズを8月下旬より順次発売開始する。価格はオープンプライス。OSはWindows Vista Home Premium。また、全モデルでOffice Personal 2007がプリインストールされる。

 筐体デザインは全機種夏モデルを継承する。

●HD DVD-ROM搭載「dynabook TX」

 15.4型ワイド液晶を搭載したノートPC「dynabook TX」は8月下旬より全4モデルが発売される。

 うち、上位2モデルでは「ドルビーサウンドルーム」を搭載し、2chスピーカー/ヘッドフォンで仮想5.1chサウンドを再生可能。

 このほか、最上位モデルの「TX/68D」ではHD DVD-ROMドライブを搭載。専用のデコーダチップが用意され、映像のなめらかな再生が可能という。読み込み速度はHD DVD-ROMが1倍速、DVD-ROMが8倍速、CD-ROMが24倍速。書き込み速度は、DVD+R DLが2.4倍速、DVD-R DLが2倍速、±R/RWが4倍速、DVD-RAMが3倍速、CD-RWが10倍速、CD-Rが16倍速。そのほかのモデルは±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載する。

 TX/68Dは1,280×800ドット(WXGA)表示対応15.4型ワイド高色純度・高輝度Clear SuperView液晶(2灯式/490cd/平方m)、CPUにCore 2 Duo T7100(1.8GHz)、チップセットにIntel GM965 Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大4GB)、HDD 160GB、FeliCaポート、6セルバッテリ、OneNote 2007を搭載し、店頭予想価格は22万円半ばの見込み。

 TX/68Dから光学ドライブを±R DL対応DVDスーパーマルチドライブに変更した「TX/67D」の店頭予想価格は20万円前後の見込み。

TX/66D

 TX/66Dは15.4型WXGA Clear SuperView液晶、CPUにCore 2 Duo T5500(1.66GHz)、チップセットにIntel 945GM Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大4GB)、HDD 120GB、3セルバッテリ、Power Point 2007を搭載し、店頭予想価格は18万円半ばの見込み。

 TX/66DからPowerPoint 2007を外した「TX/65D」の店頭予想価格は17万円半ばの見込み。

 インターフェイスはUSB 2.0×4、IEEE 1394(4ピン)×1、ExpressCard/54スロット×1、SDカード(SDHC対応)/MMC/xD-Picture Card/メモリースティック(PRO)対応スロット、IEEE 802.11b/g無線LAN、Ethernet、モデム、ミニD-Sub15ピン、Sビデオ出力端子、音声入出力などを備える。

 バッテリはリチウムイオン。本体サイズは約362×267.8×33.5~39.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量はTX/68D、TX/67Dが約3kg、TX/66D、TX/65Dが約2.8kg。筐体カラーはTX/68D、TX/67Dが黒と白のツートン、TX/66D、TX/65Dが白となる。

●15.4型ワイド液晶搭載「dynabook AX」

「dynabook AX」

 15.4型ワイド液晶を搭載したスタンダードノートPC「dynabook AX」は3モデルが用意される。発売は8月下旬。

 夏モデルからの変更点として、CPU/HDDを強化したほか、最上位モデルの「AX/55D」は、新たにharman/kardonスピーカーを搭載した。

 AX/55DはHDD 120GB、15.4型WXGA高色純度・高輝度Clear SuperView液晶(2灯式/490cd/平方m)を搭載し、店頭予想価格は16万円前後の見込み。

 AX/54Dは15.4型WXGA Clear SuperView液晶、ステレオスピーカー、PowerPoint 2007を搭載し、16万円前後の見込み。最廉価モデルの「AX/53D」は15.4型WXGA Clear SuperView液晶、HDD 100GB、ステレオスピーカーを搭載し、15万円前後の見込み。

 そのほかの主な仕様は共通で、CPUにCeleron M 520(1.60GHz)、チップセットにIntel 943GML Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大2GB)、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載。

 インターフェイスはUSB 2.0×4、IEEE 1394(4ピン)×1、ExpressCard/54スロット×1、SDカード(SDHC対応)/MMC/xD-Picture Card/メモリースティック(PRO)対応スロット、IEEE 802.11b/g無線LAN、Ethernet、モデム、ミニD-Sub15ピン、Sビデオ出力端子、音声入出力などを備える。

 バッテリはリチウムイオン。本体サイズは約362×267.8×33.5~39.3mm(同)、重量はAX/55Dが約3kg、AX/54D、AX/53Dが約2.8kg。

●13.3型ワイド液晶搭載「dynabook CX」

dynabook CX

 13.3型ワイド液晶を搭載したエントリークラスのノートPC「dynabook CX」は2モデルが用意される。発売は9月中旬。

 上位モデルの「CX/47D」は、CPUにCore 2 Duo T5500、チップセットにIntel 945GM Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大4GB)、13.3型WXGA Clear SuperView液晶(LEDバックライト採用)を搭載し、店頭予想価格は20万円前後の見込み。

 下位モデルの「CX/45D」は、CPUにCeleron M 520、チップセットにIntel 943GML Express(ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大2GB)、13.3型WXGA Clear SuperView液晶(LEDバックライト非搭載)を搭載し、店頭予想価格は16万円前後の見込み。

 そのほかの主な仕様はほぼ共通で、HDD 120GB、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、OneNote 2007を搭載。

 インターフェイスはUSB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)×1、Type2 PCカードスロット×1、SDカード(SDHC対応)/MMC/xD-Picture Card/メモリースティック(PRO)対応スロット、IEEE 802.11b/g無線LAN、Ethernet、モデム、ミニD-Sub15ピン、指紋センサー、音声入出力などを備える。

 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間はCX/47Dが約3.8時間、CX/45Dが約2.5時間。本体サイズは約310×227×30.2~34mm(同)、重量はCX/47Dが約1.9kg、CX/45Dが約2.1kg。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2007_08/pr_j2001.htm
□製品情報
http://dynabook.com/pc/catalog/dynabook/070605lu/index_j.htm
□関連記事
【6月5日】東芝、最薄部19.5mmのCore 2 Duo搭載ノート「dynabook SS RX1」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0605/toshiba.htm
【4月12日】東芝、流線型デザインになった「dynabook AX/TX」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0412/toshiba.htm

(2007年8月20日)

[Reported by ishid-to@impress.co.jp]

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