Logitech、3,200dpi対応のゲーマー向けマウス「G9 Laser Mouse」
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G9 Laser Mouse |
8月1日(現地時間)発表
Logitech(日本法人ロジクール)は1日(現地時間)、ゲーマー向けマウス「G9 Laser Mouse」およびキーボード「G15 Keyboard」を発表した。米国での出荷は9月で、実売価格はいずれも99.99ドル。
G9 Laser Mouseは多くの新機能を追加したゲーマー向けマウス。核となるレーザーセンサーは、200dpiから最大3,200dpiの読み取りに対応。レポート数は秒間1,000回で、より精細なカーソル操作が可能になった。
「Wide-Load」と「Precision」と呼ばれる、本体に取り付けるグリップが2種類付属し、本体の形状や感触を好みに合わせて変えられる仕組みを導入。前者は手の表面に当たる面積が大きく、柔らかい素材となっており、長時間のゲームプレイに好適。後者は、コンパクトタイプで、指先でつまんでより精密な操作が可能になるとしている。また今後、追加のグリップも発売が予定されている。
スクロールホイールは、「MX Revolution」で採用された「MicroGear Precision Scroll Wheel」を採用。スクロール時のクリック感の有無を変更できるため、ゲーム時はクリック感ありで武器の選択などを行ない、クリック感の無いフリースピンモードでは超高速な回転が可能となる。
ユーティリティの「SetPoint」は、バージョン5になり、ゲームごとにdpiの設定や、キーマクロの設定を保存できる。設定はゲームの起動を検知して自動的に変更されるほか、マウスに内蔵したメモリに5パターンまで登録できるため、SetPointの入っていないPCでも、マウス底面のボタン操作で好きな設定を呼び出せる。
また、本体にLEDを搭載しており、ゲームに応じて自動的にLEDの色を変更させたり、LEDの点灯パターンでマウスの設定を視認できる。
既存の「G5」同様、付属の4つのおもりを入れることで、最大28gまで重さを微調整できる。
Wide-Loadグリップ装着時。上面にdpi切り替えボタンやLEDを搭載 | 側面にはボタン2つ |
Precisionグリップ装着時はコンパクトになる | 底面にはマウスの設定を切り替えるボタン |
G15 Keyboardは、G15 Gaming Keyboardのコンパクト版で、本体左手のマクロキーの数が18個から6個になった。これにより、マウスなどのスペースがより広く確保できるとしている。マクロのモードは3種類で計18のキーマクロを登録可能。
Windowsキーを強制的に無効にするゲームモードスイッチや、液晶パネルを踏襲。液晶パネルは固定式となったが、液晶ユーティリティが、World of Warcraftや、Battlefield 2142、Quake Warsといったメジャータイトルに標準で対応した。各キーのバックライトの色は青からオレンジに変更された。
インターフェイスは両製品ともUSB。対応OSは、Windows XP/Vista。
マクロキーが減り、液晶は固定式、バックライトはオレンジになった | パームレスト装着時 |
□Logitechのホームページ(英文)
http://www.logitech.com/index.cfm/home/&cl=us,en
□ニュースリリース(英文)
http://www.logitech.com/index.cfm/172/3649&cl=us,en
□製品情報(英文)
http://www.logitech.com/index.cfm/gaming/pc_gaming/mice_keyboards/devices/3053&cl=us,en
http://www.logitech.com/index.cfm/gaming/pc_gaming/mice_keyboards/devices/3498&cl=us,en
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0825/logicool.htm
【2005年8月11日】ロジクール、最大解像度2,000dpiのレーザーマウスなど
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0811/logicool.htm
(2007年8月3日)
[Reported by wakasugi@impress.co.jp]