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IDC、2006年国内PC出荷台数は2.3%減の1,428万台
~デル/東芝/ソニーが好調

3月19日 発表



 IDC Japan株式会社は19日、2006年の国内PC市場実績を発表した。これによれば、2006年の出荷台数は前年比2.3%減の1,428万台となった。

 家庭市場においては、Windows Vista搭乗前の買い控えや、年末の新型ゲーム機登場による個人消費の流出により低迷し、前年比5.9%減の533万台となった。ビジネス市場でも前年比0.1%減の895万台となり、3年連続のプラス成長からマイナス成長に一転した。

 ビジネス市場が不調だった理由として、価格競争による収益悪化を避けるために収益の確保に施策を転換したベンダーの増加、および中小企業におけるリプレース需要の低下に起因するものとしている。

国内PC市場 家庭/ビジネス別出荷台数および成長率(出典:IDC Japan)

 ベンダー別シェアでは、1位がNEC、2位が富士通、3位がデル、4位が東芝、5位が日本HPと去年通り。NECと富士通はいずれもシェアを落としている。一方、デルは、前年比成長率12.8%を記録し約203万台出荷した。また、東芝とソニーも家庭向け製品が好調で、それぞれ6.5%、8.9%の成長率となっている。

 IDCは、2007年のPC出荷台数は1.9%増の1,455万台になると予測している。

ベンダー別シェア(出典:IDC Japan)

□IDC Japanのホームページ
http://www.idcjapan.co.jp/
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【1月29日】2006年PC出荷台数は1,364万台で-3.6%のマイナス成長に
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0129/gartner.htm

(2007年3月19日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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