1月25日　発表

　エルピーダメモリ株式会社と台湾Powerchip Semiconductor(PSC)は25日、DRAM生産合弁会社の設立に正式合意したと発表した。

　新会社の名前はRexchip Electronicsで、4月1日より操業開始。エルピーダおよびPSC向けDRAMの製造(前工程)を行なう。従業員数は約1,200人。社長にはStephen C.K. Chen氏(現PSC Senior Vice President)が任命される。

　2006年12月の基本合意時の予定と同じく、2007年4～6月期には製造設備の導入を開始し、7～9月期には量産を開始。2007年内は300mmウェハで月産3万枚を予定している。

　また、同日付けで2007年3月期(第3四半期)の決算を発表した。売上高は1,426億900万円、営業利益は272億6,800万円、経常利益は265億8,600万円、純利益は249億3,400万円、1株あたりの純利益は193.07円となった。前年同期と比較して大幅な増収増益となっている。

□エルピーダのホームページ
http://www.elpida.com/ja/
□ニュースリリース
http://www.elpida.com/ja/news/2007/01-25.html
http://www.elpida.com/ja/ir/settlement.html
□PSCのホームページ(英文)
http://www.psc.com.tw/
□関連記事
【2006年12月7日】エルピーダ、台湾PSCとDRAM生産合弁会社を設立
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1207/elpida.htm

(2007年1月25日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]