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DSP版Windows Vistaアップグレード申し込みサイトが正常稼働



 11月末時点でクレジットカードの認証障害が発生していたDSP(OEM)版Windows XPのVistaアップグレードサイトが20日現在、正常に稼働している。

 マイクロソフトによれば、アップグレードサイトは12月4日から正常稼働するとされていたが、ユーザーの報告によれば、4日以降もいくつかの問題が発生することがあったという。

 編集部で9日に秋葉原の某ショップでDSP版Windows XP Professionalを購入したところ、「現在サイトでトラブルが発生しているようなので、申し込みはしばらく控えた方がいい」とのアドバイスを受けた。ただし、11日に申し込みを行なったところ、問題は解消されており正常に稼働していることを確認できた。

 注意点として、申し込みはWebサイトのみで完了しない。サイトでの申し込みを終えると、注文確認番号が書かれたメールが送られてくる。このメールには「購入証明書(領収書、請求書など)の原本または保証された写し、および償還請求書をお住まいの地域のサービスセンターにご送付ください」と記されている。

 日本の場合、メールを含め、送付先がシンガポールとなっている。また、償還請求書が何なのかわからなかったため、サービスセンターに電話で確認したところ、償還請求書はWindows XPに同梱される優待アップグレード申込書のことで、送付についてはデジタルカメラやスキャナで取り込んだものをメールで送付して構わないとのことだった。

 この後、受領確認のメールが来て完了となる。今回、当方のミスもあり、受領確認のメールが来るまで1週間かかってしまったが、普通はもっと早く届くはずだ。Windows Vistaの発送は1月30日の出荷日から6~8週間後となっている。

 なお、マイクロソフトでは、クレジットカードの認証で問題が発生したユーザーに対して電話連絡などを行なっているほか、申し込みサイトのわかりにくい表記などを随時修正しているという。また、購入証明書等の送付先として神奈川県の厚木にオペレーションセンターを新設している。

【サイトでのアップグレード申し込み手順】
※表示されている画面は12月11日現在のものであり、随時変更/修正される可能性がある
トップページ。サイトとOSの言語はあらかじめ「日本語」が選択されているので、「申込書はお手元にございますか?」で「はい」を選択。図では切れているが、その後右下のVistaのロゴをクリック アップグレードするOSの種類、言語を選択。OSによっては32bit/64bitを選択し、数量を入力 優待アップグレード申込書の右上にある「申込書番号」と、Windows XPのCOA IDを入力。DSP版なので、パソコンのモデルとシリアル番号には「0」を入力する
COA IDはプロダクトキーとは別に書かれている 氏名や送り先の入力は基本的に英語で行なうが、日本語でも大丈夫らしい。また、支払い方法(クレジットカードか銀行振り込み)もここで指定。クレジットカードで購入する際は、個人情報にカード名義人の情報を入力する クレジットカードはAmerican Express、Visa、MasterCard、JCBが利用可能。American Express、JCBの場合、カード認証番号の入力は不要
最終確認画面。Windows XP ProfessionalからWindows Vista Businessへのアップグレード料金は0円で、送料とディスクの実費代が1,865円だった。この後、メールが送られてくるので、それに従いアップグレード申込書と領収書の写しを送付して完了

□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□関連記事
【11月24日】DSP版Vistaアップグレード申し込みサイトで障害
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1124/ms.htm

(2006年12月21日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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