PLAYSTATION 3ハードウェアレポート【部品編】
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PLAYSTATION 3 |
11月11日 発売
ここでは、Blu-rayドライブ、無線LANカード、電源ユニット、冷却ファン/ヒートシンク、そしてコントローラを個別に紹介する。
■■ 注意 ■■
・分解/改造を行なった場合、メーカーの保証は受けられなくなります。 |
Blu-rayドライブはスロットローディング式。この写真の右寄りの部分は本体に合わせて、高さが低くなっている | ドライブ裏面。コントローラボードが搭載されている |
コントローラボード | 主要チップ。SCEの刻印がされている。右上のチップは刻印がない | コントローラボード裏面 |
シールドを外した状態 | 裏面。ヘッドを送る機構などが見える | ヘッド部分のアップ。複雑な形をしている |
カバーをはずすとようやくヘッドのレンズ周りが見える。レンズは複数搭載されている可能性も考えていたが1つだけだった | ヘッド周りのアップ | ディスクがセットされた状態 |
●無線LANカード
無線LANカード | 中央のシールドの内部。無線LANチップはMARVELLの「88W8580」。ISSIの「IS42532400B」というチップも見える | 右側のシールドの内部 |
●電源
電源は380Wという容量から想像していたよりもずっと小さい。幅は約15cm | 横から見ると、PS3本体に合わせて傾斜しているのがわかる |
電源内部。冷却用のヒートシンクが目立つ | 反対側から見るとコンデンサの大きさがわかる |
トランス周辺 | AC接続口の部品。電源スイッチも一体化されている |
●冷却ファン/ヒートシンク
PS3の下半分のほとんどを占めるヒートシンク。ファンも超大型 | ヒートシンクの全景 | チップに接する部分からはヒートパイプが伸びている |
ヒートシンクを裏返した状態 | ヒートシンクのラベル |
ファンの直径は約16cmあり、左のCDに比べても一回り大きい | ファンの構造 | ファンのラベル |
●ワイヤレスコントローラ
外観は従来のコントローラとあまり変わらない | 裏面 | 手前側にUSBコネクタとインジケータがある |
開けた状態 | リチウムイオンバッテリが目立つ | バッテリの下に基板がある |
基板と操作部分の構造 | 主要部品は4つ | リチウムイオンバッテリのアップ |
基板のアップ | シールドをはずした状態 |
内部を見た最初の感想は、「絶対にこれでペイしているはずがない」というものだ。デザイナーの基本デザインを実現するために、電源やドライブを専用開発するなど、惜しげもなく開発投資がされている。
また、基板についていえば、コンデンサとコイルが立ち並んだXbox 360の基板とは一線を画している。レイアウトも含めて、よく練り込まれた美しいと言って良い基板だと思う。
電源の大きさと、冷却機構についてもPLAYSTATION 3の方がスマートな回答を出していると思う。
1つだけ確かなことは、このPS3はVer.1であって、今後も開発は続けられることだ。初代では、筐体の中にみっしりと中身が詰まっていたPS2が、PS3上にちょこんと入っているのを見れば、それは確実なことだと言える。
□SCEのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□PLAYSTATION 3ホームページ
http://www.jp.playstation.com/ps3/
□関連記事
【11月11日】PLAYSTATION 3ハードウェアレポート【速報編】
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1111/ps3.htm
「プレイステーション 3」記事リンク集(GAME)
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/backno/news/ps3link.htm
PLAYSTATION 3 リンク集(AV)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/link/ps3.htm
(2006年11月11日)
[Reported by date@impress.co.jp]