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Art. Lebedev、ディスプレイキーボード「Optimus Upravlator」
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Optimus Upravlator |
2007年下半期 発売
露Art. Lebedev Studioは20日(現地時間)、12個の5方向キーを液晶上に搭載したディスプレイキーボード「Optimus Upravlator」を発表した。出荷開始は2007年下半期。
キー入力と画面表示を同時に行なう新機軸のデバイス。12枚の小型液晶パネルを3行×4列に並べ、それぞれのパネル上に額縁の付いた透明な4方向ボタンを配置。各ボタンは、上下左右の4方向に加え、中心を押すことができる。
液晶パネル12枚の総解像度は640×480ドットで、大きさは10.8型相当。VGA入力ポートを装備し、セカンダリディスプレイとして利用するが、製品写真を見る限り、普通のデスクトップ画面ではなく、アプリケーションの1つの機能を1つのパネルに表示させ、その機能を利用する際にボタンを押して使うようだ。
例として同社では、左側の列をカーソルキー代わりに使い、残りの9画面に異なるフォントを表示して、その中から選択したり、同様にカラーパレットの表示に使ったり、TVの画面を9ch分表示させたりといった用途を提案している。
これ以外にも多くの用途が想定されるが、いずれの場合もアプリケーション側の対応が必要となってくる。
このような5方向ボタン付き液晶パネルが12枚使われる | スタンドはオプション | |
グラフィックソフトでの利用例 | フォントの選択で使う場合 | TVソフトでの利用例 |
3Dグラフィックソフトでの利用例 | 音楽ソフトでの利用例 |
□Art. Lebedev Studioのホームページ(英文)
http://www.artlebedev.com/
□製品情報(英文)
http://www.artlebedev.com/everything/optimus-upravlator/
□関連記事
【10月19日】Art. Lebedev、謎のセカンドディスプレイ兼入力デバイスを開発
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1019/lebedev.htm
(2006年10月20日)
[Reported by wakasugi@impress.co.jp]